イーロン・マスク氏がオープンAIを974億ドルで買収提案も、同社CEOは拒否。AGIの使命を強調し、今後の資金調達にも注目。
しかし、同社のサム・アルトマンCEOは「売り物ではない」としてこの提案を拒否した。
マスク氏の弁護士は、オープンAIの全資産の買収提案を取締役会に認められたことを確認し、アルトマン氏は自身のソーシャルメディアXで「お断りだが、97億4000万ドルでツイッターを買うことは可能」と皮肉を込めた投稿を行った。
アルトマン氏は、オープンAIがAGI（汎用人工知能）を全人類に有益にする使命を持っていると強調し、同社の非営利性を重視している。
オープンAIは、非営利部門と営利部門が複雑に絡み合った構造を持ち、株式を公開していないため、マスク氏の買収提案は簡単には受け入れられない状況にある。
また、マスク氏は自身が所有するライバル企業xAIとの関係から、買収提案には隠れた動機があるのではないかとの疑念も生じている。
アルトマン氏は、オープンAIを営利企業に変えることで資金調達を増やす意向を持っているが、最終的な決定は取締役会によるものである。
マスク氏の974億ドルの提示額は、昨年の資金調達ラウンド時の評価額1570億ドルよりも低く、今後の資金調達によっては3000億ドルに達する可能性もある。
オープンAIは、米オラクルと日本のソフトバンクと提携し、AI関連のデータセンターをアメリカに建設する計画を発表しており、今後4年間で5000億ドルを投資する意向を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ea2758041554b6fa1fba4a75f2721bbe0242f70
イーロン・マスク氏のオープンAIに対する買収提案が拒否されたことについてのコメントは、彼の影響力や過去の関与に関する意見が多く見受けられました。
特に、彼がオープンAIの設立に関わっていたことから、買収を試みるのは自然な流れだと考える人もいました。
また、ツイッターの現状に対する不安も強く、自由な言論を謳いながらも、ヘイトスピーチが放置されている現状や、タイムラインに表示される不適切な広告に対する批判が目立ちました。
コメントの中には、マスク氏がオープンAIを手に入れた場合、悪影響を及ぼすのではないかという懸念もありました。
さらに、金銭的な力でAIや領土を買うことができるという価値観に対する批判もあり、特にアメリカの現状に対する疑問が提示されました。
全体的に、マスク氏に対する評価は分かれており、彼の行動に対する懸念と期待が入り混じった意見が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
オープンAIより、ツイッターをイーロン・マスクの魔の手から解放して欲しい。
イーロンは悔しいだろうな、OpenAIの設立に関わってたわけだから。
金さえ積めばAIも領土も買えるのか。
金金金だな。
マスクがオープンAIを手に入れたら、悪改造するに決まっている。
マスクはますます嫌われると思う。