ユニスワップラボが独自のレイヤー2ブロックチェーン「ユニチェーン」のメインネットを公開。低コストで高速な取引を提供し、相互運用性にも対応。
ユニチェーンは、イーサリアム(Ethereum)を基盤とするレイヤー2ブロックチェーンで、主に分散型金融(DeFi)向けに設計されています。
ブロックタイムは1秒で、イーサリアムのガス代よりも95%安価な取引を実現しています。
ユニチェーンのテストネットは昨年10月から稼働しており、これまでに8,800万件以上のテストトランザクションと12,000万件を超えるテストコントラクトが処理されています。
また、80社以上のアプリケーションとインフラプロバイダーがユニチェーンをサポートしており、米ドル建てステーブルコイン「USDC」のネイティブ版も展開されています。
ユニチェーンのローンチ後数ヶ月間は、同ブロックチェーン上でのスワップに関する手数料が免除される特典も用意されています。
さらに、ユニチェーンは「OPラボ(OP Labs)」が開発した「OPスタック(OP Stack)」を使用して構築されており、これにより相互接続可能な「スーパーチェーン(Superchain)」の一部として機能します。
このスーパーチェーンは、OPメインネットやコインベースの「ベース(Base)」、ソニーブロックソリューションラボの「ソニューム(Soneium)」などとシームレスに接続でき、ユーザーはどのチェーンを使用しているかを気にする必要がなくなります。
加えて、ユニチェーンはイーサリアムの改善提案「ERC-7683」を通じて、他のブロックチェーンとの相互運用性を向上させる取り組みも行っています。
この規格は、クロスチェーン取引の効率と安全性を高めることを目的としています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/945846d3088049c98357061fe62ae38d83736e1b