コインチェックが暗号資産取引高4兆円を突破し、若年層の利用が半数を占める一方、損益は143億円の赤字に転じました。
これは前年同期比で大幅な増加であり、取引所取引が約3兆7865億円(131%増)、販売所取引が約2456億円(99%増)と、特に取引所取引の成長が顕著です。
この増加の背景には、米国大統領選挙をきっかけとした投資熱の高まりや、ビットコインの価格上昇が影響しています。
また、IEO(Initial Exchange Offering)関連の収益も業績を押し上げる要因となっています。
しかし、コインチェックの営業損益は約143億円の損失に転じ、前年同期の3300万円の利益から大きく後退しました。
この損失の主な要因は、コインチェックの親会社であるCoincheck Group N.V.が米国ナスダック市場に上場する際に発生した一時的な費用約137億円を計上したことです。
さらに、コインチェックの預かり資産は2024年12月末時点で約1兆957億円に達し、口座数は約220万口座を記録しました。
顧客の年齢層を見ると、30歳代以下が52%、40・50歳代が42%、60歳代以上が6%と、若年層の利用が過半数を占めていることが分かります。
このように、コインチェックは取引高の増加を見せる一方で、損益面では厳しい状況に直面しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e535083eba0ade81ae36b0baa621d726bf3b58ac
コインチェックの取引高が4兆円を突破し、若年層の利用が増加したものの、赤字転落したことに対するネットのコメントには様々な意見が寄せられました。
多くのユーザーが、アプリの機能に関する改善を求めており、「アプリに新しい機能を!」という声がありました。
特に、コインチェックだけでなく、他の日系取引所のアプリも進化していないとの指摘があり、ユーザーからの期待が高まっていることが伺えました。
また、手数料に対する不満も多く、「手数料が高い」「間違ってもスマホから仮想通貨を買うな」という意見が見受けられました。
特に、スマートフォンでの取引に対する懸念が強く、パソコンからの購入を推奨するコメントもありました。
さらに、出金に関する比較も行われ、他の取引所では即時出金が可能である一方、コインチェックでは翌日になることが多いとの指摘もありました。
最後に、詐欺被害の総額が4兆円に達したことに対する驚きや批判もあり、取引の安全性についての懸念が示されていました。
ネットコメントを一部抜粋
アプリに新しい機能を!
コインチェックさんだけでなく、日系取引所のアプリはほとんど進化していません
手数料高いし 間違ってもスマホから仮想通貨買うな
bitFlyerは直ぐに銀行に出金できますが、Coincheckは早くても翌日になる。
詐欺被害額の総額4兆円か、いい商売だな