コインチェックGがNext Finance Techを買収することで、ステーキングサービスを強化し、競争力を高める狙いがある。
要約するとコインチェックグループ(Coincheck Group N.V.:CCG)が、日本のブロックチェーンインフラ企業であるネクストファイナンステック(Next Finance Tech:NFT)を買収することが合意された。
この発表は2023年2月10日に行われ、CCGにとっては米ナスダック上場後初の買収案件となる。
買収額は非公開だが、CCGはNFTの発行済株式全てを取得する方針で、買収は最終的な条件の交渉と規制当局の承認を条件に、2025年3月末までに完了する見込みだ。
NFTは日本を拠点に、法人や個人に対してステーキングサービスを提供する企業であり、CCGはこの買収を通じて、ステーキングサービスの強化を図る。
コインチェックは2023年1月31日からイーサリアム(ETH)を対象とした「Coincheck ステーキング」を開始しており、今後はNFTとの統合によって、より包括的なステーキングサービスソリューションを提供することが期待されている。
CCGは昨年12月に米ナスダックに上場し、米コインベースに続く2社目の暗号資産取引所として注目を集めている。
CCGの代表者は、マネックスグループの松本大氏が務めており、同グループはCCGの80%の株式を保有している。
今回の買収は、暗号資産市場における競争力を高めるための重要な一歩と位置づけられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/36d6f5ab31462ef69466cfe503a8c9ee4e4af378