Lenovoの新型ハンドヘルド「Legion Go S」は、Windows 11版として730ドルで発売。持ちやすさは評価されるが、パフォーマンスやバッテリーに不満が残る。5月にはSteamOS版も登場予定。
今回のモデルはWindows 11を搭載しており、価格は730ドル（約11万2000円）。
初代Legion Goと比較して、持ち心地やグリップ感が大幅に改善されており、特に8インチの明るい画面は評価が高い。
しかし、Windows版のパフォーマンスには疑問が残り、画面のスケーリングや使い勝手の悪さが影響している。
評価は3.5/5とされ、持ちやすさやコントロールの良さは好評だが、音質やバッテリーの持ちが不満点として挙げられている。
また、Lenovoのアプリ「Legion Space」の重さやシステム設定の不具合も指摘されている。
Legion Go Sは、AMDのカスタムAPU「Ryzen Z2 Go」を搭載しており、最大TDPは40Wに設定可能だが、実際にはドック使用時以外はそのパフォーマンスを引き出す機会が少ないとされる。
競合製品であるSteam Deck OLEDやAsus ROG Allyと比較すると、価格に見合った性能かどうか疑問が残る。
特に、5月に予定されているSteamOS版のLegion Go Sは500ドル（約7万5000円）で、RAMが16GB、ストレージ512GBのバランスが取れた仕様となっており、こちらに期待が寄せられている。
さらに、後半にはエルゴノミクスが改善されたLegion Go 2も登場予定で、今後の展開に注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47d4b04e7972b7f9b3501b9fda1ba8535a1b3fda