ガイナックスがアニメ業界の名作から農業へと進出した経緯と、その象徴的な“ガイナックストマト”についての話題を紹介します。
庵野秀明をはじめとする多くのクリエイターが所属しており、アニメファンの間で強いブランド力を持っていました。
しかし、2000年代に入ると経営陣の迷走が続き、クリエイターの離脱が相次いだ結果、2010年代には深刻な経営難に直面しました。
最終的には2024年6月5日に破産手続きが開始されることが決定しました。
このような背景の中で、ガイナックスが2016年に農業に参入したことは驚きをもって迎えられました。
特に“ガイナックストマト”の販売は異色の取り組みであり、アニメファンの間で大きな話題となりました。
ガイナックスは神戸市の観光名所、北野に「ガイナックスマルシェ」を設け、そこでトマトやトマトジュースなどの加工品を販売しました。
トマトの価格は、糖度8の「ガイナックストマト8」が432円、糖度9の「ガイナックストマト9」が540円、さらに厳選されたトマトを使用した「ガイナックストマト プレミアム」は648円と設定されていました。
これらの取り組みは、ガイナックスが本気で農業に取り組んでいることを示しており、地元企業と協力した新商品の開発も行われていました。
このように、ガイナックスの農業参入は、アニメと農業の意外な親和性を示すものであり、同社の迷走を象徴する出来事となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5edd1fdbda0c19d50c76529525c00647c1ee902e
コメントの内容では、ガイナックスが農業に参入した背景や、その取り組みがどのようにアニメ業界に影響を与えたのかについて多くの意見が寄せられました。
特に、アニメと農業のコラボレーションに関しては、意外と親和性が高いとする意見がありましたが、実際に農作物が売れるかどうかについては懸念が示されました。
コラボを通じて名前を売ることは悪くないが、成功するためにはしっかりとした戦略が必要だと考えられていました。
また、ガイナックスが抱えていた問題点、特に経営の迷走が影響を与えたことが指摘され、庵野監督がより良い作品を制作できなかったことが残念だという意見も見られました。
さらに、ガイナックスのトマト事業が黒字から撤退した理由や、他の企業が農業に参入する動きについても疑問が呈されていました。
全体として、ガイナックスの取り組みがどのように評価され、今後の展望がどうなるのかに関心が集まっていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
味で差別化がはかれるほど他から抜きんでた物でないのなら、アニメとのコラボとか低価格化とか、味以外で名前を売る必要があるわけで。
農作物という薄利多売の必需品が何かとのコラボで成功することは難しいだろう。
ガイナックスが真っ当な経営をしていれば、庵野監督も作品制作に集中できてただろう。
ガイナックスは本当に時間と金と名声をダメにしてしまいましたね。
アニメ業界で働いているけどガイナックスが地方にいろんなスタジオ作ってたのは地方の企業誘致補助金目当てですよ。