「PCエンジン」が37周年を迎え、独自のHuCARDやCD-ROM対応などの革新性が再評価されています。コンパクトなデザインと多人数プレイの楽しさが特徴で、レトロゲーム機としても人気を集めています。
このゲーム機は、他社の製品に比べてコンパクトな筐体と独自のゲームソフト提供方式であるHuCARDを採用していた。
HuCARDはクレジットカードサイズで、ゲームソフトの持ち運びが容易であった。
この特徴により、PCエンジンは軽量かつ小型化され、据え置き型ゲーム機としては最もコンパクトな存在となった。
PCエンジンは優れた性能を誇り、特にCPUとグラフィックス性能が高く、アーケードゲームの移植が容易だったことから、発売後12年間もソフトが供給され続けた。
初期のローンチタイトルには「上海」と「ビックリマンワールド」があり、特に「R-TYPE」はその高い再現性で注目を集めた。
PCエンジンは、拡張性を重視した「コア構想」に基づいて設計されており、周辺機器を追加することで機能を拡張できた。
1991年にはCD-ROM2が登場し、PCエンジンは世界初のCD-ROM対応ゲーム機としても知られるようになった。
これにより、ソフトの容量が飛躍的に増加し、名作「イースⅠ・II」などが登場した。
さらに、マルチタップを使用することで最大5人での同時プレイが可能となり、友人たちと楽しむことができた。
1991年にはCD-ROM2一体型の「PCエンジンDuo」も登場し、携帯機「PCエンジンGT」も発売されるなど、PCエンジンは多様な展開を見せた。
しかし、1994年に発売された後継機「PC-FX」は期待に応えられず、NEC-HEはコンシューマゲーム機市場から撤退。
しかし、2020年には「PCエンジン mini」が発売され、レトロゲーム機としての人気を再燃させた。
PCエンジンは、2Dゲーム機の完成度の高さから、国内コンシューマ機の歴史に名を刻む名機であることは間違いない。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cd3abae9b77175d079d36787e1114e92315a5b49
PCエンジンの37周年を迎え、多くのユーザーが当時の思い出やゲーム体験を振り返るコメントを寄せていました。
特に、友人と一緒にゲームショップで遊んだり、さまざまなゲームを楽しんだことが印象深く語られていました。
源平討魔伝やボンバーマンなどの具体的なゲーム名が挙げられ、懐かしさが感じられました。
また、PCエンジンの革新性についても多くのコメントがあり、特にCD-ROMを使用したゲームや、アーケードからの移植が高い完成度で楽しめたことが称賛されていました。
さらに、ゲーム機本体のコンパクトさや、カード型ソフトの使い勝手の良さも評価されていました。
ユーザーは、当時のゲーム体験がいかに特別であったかを語り、PCエンジンが持つ独自の魅力について再確認している様子が伺えました。
全体として、PCエンジンはただのゲーム機ではなく、当時の文化や友人との絆を深める重要な存在であったことが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
自宅から少し離れたゲームショップでゲームソフトをレンタルして店内のPCエンジンで遊ぶってのをよく友達とやってました。
ファミコンより美麗なグラフィックには驚いたな、特にナムコのアーケードからの移植したゲームは出来がよくて。
ゲーム機本体はコンパクト、カードは薄いし、ゲームの画もきれい。
CD-ROM2は衝撃でしたね。
画質もさることながら、音声が違和感無く流れるっていうのがね。
小学生だったけど祖父におねだりして買ってもらいました。
今思うと年金暮らしの祖父にとって決して安い買い物ではなかったのに。