フランスの高速道路で無線充電実証開始!大型車の電動化へ向けた新技術

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フランスで無線充電を行う高速道路の実証が始まる。大型車両の電動化を促進し、温室効果ガス削減に貢献する技術。

要約するとフランスのヴァンシ・オートルートが、高速道路で走行中の大型車両に無線充電を行う技術の実証を進めている。

このプロジェクトは、フランスの高速道路A10号線の一部区間に誘導コイルを埋め込み、実際に走行する車両に充電を行うもので、世界初の取り組みとなる。

2023年1月下旬から工事が始まり、プロトタイプ車両による試験走行が間もなく予定されている。

無線充電技術は、地面に埋め込まれたコイルが電気を流し、車両側の受信コイルに電流を誘導する仕組みで、駐車場での充電だけでなく、走行中の充電も可能という。

「ダイナミックIC」と呼ばれるこの技術は、特に長距離輸送を行う大型トラックにとって重要であり、大量のバッテリーを搭載する必要性を軽減することが期待されている。

バッテリーの重さや価格がトラックの電動化を妨げる要因となっているため、この技術の実用化は、脱炭素化に向けた大きな一歩となるだろう。

フランスではトラックが商品の約9割を運搬し、温室効果ガスの排出量の3分の1を占めている。

ダイナミックICの導入により、大型トラックの排出量削減や、バッテリー製造に伴う資源の節約、CO2排出量の抑制が期待されている。

実験はエソンヌ県の1.5km区間で行われ、2025年4月まで設置工事が続く予定で、実験には大型トラック、バス、バン、乗用車の4台が使用される。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bea1a8e7aa44c9ca670f7df416ca49700edf4e0b

ネットのコメント

フランスの高速道路で無線充電の実証が行われたことに対して、多くのコメントが寄せられました。

特に、電動化が難しい大型トラックの脱炭素化に役立つ可能性があるとの意見がありました。

しかし、電力供給の源が原発である必要があるとの指摘もあり、脱炭素化が実現可能かについて疑問が呈されました。

また、誘導コイルを埋め込む実験が日本でも行われているものの、実用化にはまだ時間がかかるとの意見もありました。

さらに、コストの問題が一番の課題であり、内燃機関の経済性を超えるのは容易ではないとの見解もありました。

復旧に時間がかかる可能性についても懸念され、地震などの自然災害に対する対策が必要だという声もありました。

加えて、貨物輸送においては貨物列車の利便性を高める研究が重要であるとの意見もあり、無線充電技術の実用化に向けた課題が多いことが浮き彫りになりました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 高速道路だけでも可能となれば、充電専用路を走行中は完全自動運転が可能となるだろう。

  • 電動化が難しい大型トラックの脱炭素化に役立つかもしれない。

  • 日本でも誘導コイル埋め込みの実験ニュースをよくやってるが、”実験”の域を出ないよね。

  • こういう発想は以前からあるが、一番の問題はコストだ。

  • 低エネルギーでの水素発生技術を促し水蒸気しか排出しない水素エンジンに勝るものは無い。

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