中国Pimax、VR業界のDJIを目指す新ヘッドセット発表

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中国Pimaxが新型VRヘッドセット「Crystal Super」を発表。網膜レベルの高解像度ディスプレーを搭載し、ハイエンドゲームユーザーに最適な製品として注目されています。

要約すると中国の小派科技(Pimax)が新たに発表したVRヘッドセット「Crystal Super」は、業界初の網膜レベルの高解像度ディスプレーを搭載し、注目を集めています。

このヘッドセットは、視野角1度あたりのピクセル密度が57PPDに達しており、肉眼では画素が識別できないほどの高精細さを実現しています。

一般的に、PPD値が63以上になると、リアルな世界と同じようにシームレスな画面が体験できるため、特にハイエンドゲームのユーザーにとって魅力的です。

Pimaxの創業パートナーである張翀氏は、この製品がすでに量産に入っていることを明かし、ゲームの画質にこだわるユーザーを満足させる性能を持っていると強調しています。

現在、網膜レベルのディスプレーはQLEDとマイクロOLEDを組み合わせる形が主流ですが、マイクロOLEDは生産コストが高く、普及には時間がかかるとされています。

一方でQLEDはコストが比較的安く、色域も広いため、ハイエンドVRデバイスに多く採用されています。

Pimaxは、非球面ガラスレンズを使用し、8K解像度のディスプレーを採用することで視覚体験を向上させています。

また、開発のプラットフォーム化を進めることで、エントリーモデルとハイエンドモデルの両方を開発し、競争力を強化しています。

この戦略により、製品のライフサイクルを5〜6年に延ばすことが可能とされています。

張氏は、Pimaxが2015年の設立以来、デバイス開発に専念してきたことが強みであり、4K、8K、そして網膜レベルのVRヘッドセットを他社に先駆けてリリースしてきたと述べています。

激しい競争が繰り広げられるVRデバイス市場において、Pimaxは技術のブレークスルーや差別化を通じて競争力を確立し、持続可能なビジネスモデルを構築する方針を示しています。

調査によると、同社のVRヘッドセットのユーザーは、平均して1日2時間利用しており、ブランドへの忠誠度も高いことが明らかになっています。

張氏は、Pimaxが「VRデバイス業界のDJI」となることを目指し、VRデバイスを人々の生活の一部にしていきたいと考えています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/86047d28bbbcf44480bb629b99da37d5af474237

ネットのコメント

中国のPimaxが新しいVRヘッドセットを発表したことに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。

特に、発売予定が当初の1月から4月以降にずれ込んだことに対する反応があり、過去にも同様のことがあったため、早く実物を見たいという声が多く見受けられました。

ユーザーは、Pimaxの画質特化型のヘッドセットに期待を寄せており、特に視野角の広さに注目しているようです。

視野角が現実レベルになることを望むコメントもあり、より没入感のある体験を求める声がありました。

また、他のメーカーに比べて視野角が高い点が評価されている一方で、サイズの大きさが気になるという意見もありました。

さらに、未来の技術として、直接脳に映像を映す装置への期待感を示すコメントもあり、VR技術の進化に対する希望が感じられました。

全体的に、ユーザーはPimaxの新製品に対して高い関心を持ち、今後の展開に期待を寄せているようです。

ネットコメントを一部抜粋

  • 元々1月中と言ってた出荷も4月以降にずれ込み。

  • 画質特化もあって良いとは思う。

  • PimaxはスタンドアローンだらけのHMD業界にちゃんとアウトタイプをだしてくれるのでありがたい。

  • 早く直接脳に映像映す装置とかできないかなー。

  • 視野角は何度だろう。

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