崔善姫外相がロシアを訪問し、北朝鮮軍の配置が急ピッチで進む。これは米大統領選を意識した動きで、プーチン大統領が自国の有利な状況を確保するための戦略と見られる。
要約すると崔善姫外相がロシアを訪問し、北朝鮮軍の配置が前倒しされる中、プーチン大統領との関係強化が進んでいる。
これは、来月の米大統領選挙を意識した動きと見られ、特にトランプ前大統領が再選する可能性を考慮し、プーチン大統領が有利な地形を確保するために北朝鮮軍を急速に投入している。
具体的には、ウクライナ軍が進撃しているロシアのクルスク州に北朝鮮軍が配置されており、プーチン大統領はこの地域の奪還を目指している。
南成旭氏は、トランプ氏が当選すれば終戦の可能性が高まり、ロシアが国境線の再構築に直面する恐れがあると指摘している。
また、崔善姫外相のロシア訪問は、金正恩委員長の指示によるもので、派兵の対価としてロシアからの軍事技術の提供を受ける交渉が行われる可能性がある。
崔外相は、ウラジオストクで北朝鮮軍の訓練を視察し、沿海州政府との間で不法労働者派遣や制裁の取引についても議論する見通しだ。
さらに、朝ロ間の包括的戦略パートナーシップ条約の批准が進む可能性も指摘されている。
ロシアはすでに批准手続きを終えており、北朝鮮も金正恩委員長の権限でいつでも批准できる状況にある。
これらの動きは、両国の軍事的連携を強化し、国際的な影響力を高める狙いがある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d269ccc75e5b84400e42febe5e717caf160f875c