IIJが教育委員会向けに高速インターネット接続を提供開始

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IIJが教育委員会向けに、高速インターネット接続ソリューションを提供開始。1Gbpsと10Gbpsの帯域を確保し、快適なネット環境を実現。サービス品質も保証。

要約するとインターネットイニシアティブ(IIJ)は、教育委員会向けに高速インターネット接続ソリューション「インターネット接続 1G/10Gスタンダード」を提供することを発表しました。

このサービスは、2024年に予定されている「GIGAスクール構想 第2期」(NEXT GIGA)に向けたもので、北関東から西日本エリアの公立小学校、中学校、高等学校を対象に、3月1日から提供が開始されます。

IIJの新しいソリューションは、各学校に専用の帯域確保型インターネット接続を提供するもので、1Gbpsまたは10Gbpsの専用回線を利用可能です。

これにより、各学校はネットワークのセッション数に制限がなく、大容量で快適なインターネット環境を構築できます。

また、教育委員会単位での一括契約も可能で、要望に応じて学術情報ネットワーク(SINET)経由の接続も提供されます。

IIJはこのソリューションを通じて、文部科学省が定めた通信ネットワークの推奨帯域を満たすことができるとしています。

この推奨帯域は、全ての授業で多数の児童・生徒が端末を活用する場合でもネットワークに支障が生じない水準を指します。

NEXT GIGAでは、デジタル教科書の普及やコンピュータベースのテスト(CBT)の本格展開に向けて、通信ネットワークの改善が求められており、2024年8月には文科省、総務省、デジタル庁の3大臣連盟が電気通信事業関連団体に対して協力要請を行いました。

これを受けてIIJは、TOKAIコミュニケーションズの光ファイバーネットワークを活用し、価格を抑えたインターネット接続ソリューションを提供することになりました。

サービスには品質保証(SLA)が設けられており、可用性、遅延時間、パケット損失率、障害通知が保証されます。

さらに、24時間体制での障害受付や復旧作業のサポートも行われます。

初期費用はIPアドレス取得代行費用を含めて11万円で、月額料金は1Gbpsの場合9万8000円から、10Gbpsの場合は14万8000円からとなっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/12bd075a00499d467e8133dcc87bc64ce8ad799e

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