イーロン・マスク氏が率いる「X」は、2025年から金融サービス「X Money」を提供し、個人間送金を簡易化する狙いを持っています。米国での展開が期待され、日本での影響も注目されています。
このサービスは、マスク氏が1999年に設立したオンライン金融サービス「X.com」の理念を引き継ぎ、個人間送金を簡易に行える仕組みを提供します。
「X Money」は、Visaと提携し、利用者は「X Wallet」というデジタルウォレットを通じて、デビットカードを使用した送金が可能になります。
現在、米国でのみ提供される予定ですが、将来的には日本を含む他国への展開も期待されています。
マスク氏は過去にPayPalの設立に関与しており、その経験を生かして「X Money」を通じてユーザー同士の送金を促進し、SNS上での経済活動を活性化させる狙いがあります。
特に、Xの月間アクティブユーザー数は5億を超えるため、膨大なユーザー基盤を活かしたサービス展開が見込まれています。
ユーザー同士が簡単に送金できる環境が整うことで、SNSにおける経済圏が拡大し、クリエイターやインフルエンサーにとっても新たな収益の機会が生まれるでしょう。
ただし、金融サービスには各国の規制が影響し、特に日本での展開には時間がかかる可能性があります。
マスク氏が描く「スーパーアプリ」としての進化も期待される中、今後の動向に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6c3265be31078a8e49fbb831e09f7ae0d84b1778
コメントでは、イーロン・マスク氏が提案した「X Money」に対するさまざまな意見が寄せられていました。
多くの人が、暗号通貨を利用した国際送金や決済の可能性に期待を寄せており、特に「全世界即時送金」や「月、火星を含めた送金システム」の実現が語られていました。
また、スターリンクが送金ネットワークの中核となることや、HBARが決済通貨として使われる可能性も示唆されていました。
これに対し、クレジットカード会社の競争が激化することが予想され、今後の金融サービスに大きな影響を与えるかもしれないという意見もありました。
さらに、SNSとしての「X」の立ち位置についても言及されており、日本市場を狙った戦略が考えられているようです。
とはいえ、詐欺のリスクについての懸念も多く、特に「いいね」をしたら現金が当たるという通知が来ることで、振り込め詐欺の危険性が指摘されていました。
全体的に、期待と懸念が入り混じったコメントが多く寄せられており、今後の動向に注目が集まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
この記事による、ヤッカリーノの言う第一段構想は、実質paypayと変わらないように思えました。
クレジットカード会社は気が気じゃないでしょうね。
SNSとして日本では人気だが世界的に見れば、7番目ぐらいの規模である「X」が狙っているのは、日本市場でしょう。
リアルマネーだといろいろ障壁あるから、イーロンは仮想通貨での金融をX上で構築しようとしていました。
要はスーパーアプリ化したいんだよね。