中国が神舟19号を打ち上げ、女性宇宙飛行士が初の宇宙任務に挑戦。宇宙ステーションでの6カ月間の滞在中、様々な実験を行う予定。
この打ち上げは、甘粛省の酒泉衛星発射センターから行われ、ロケット「長征2F」に搭載された宇宙飛行士3名が宇宙ステーション「天宮」に向けて発進しました。
打ち上げから約10分後、神舟19号はロケットとの分離に成功し、予定の軌道に進入。
乗組員には、司令官の蔡旭哲氏、宋令東氏、そして王浩沢氏が含まれています。
蔡氏は2022年に「神舟14号」の任務を遂行した経験があり、最短の間隔で2回の任務を行った宇宙飛行士として新たな記録を樹立しました。
特に注目すべきは、王氏が1990年代生まれの女性宇宙飛行士であり、今回が初の宇宙飛行任務となる点です。
彼女は中国唯一の女性宇宙エンジニアであり、過去の女性飛行士が空軍操縦士出身であるのに対し、王氏はロケットエンジニアとしてのバックグラウンドを持っています。
神舟19号の乗組員は、宇宙ステーションで約6カ月間滞在し、宇宙実験や貨物管理、宇宙医学の研究を行う予定です。
また、宇宙船の外での活動も行い、微細重力環境下での実験や宇宙残骸に対する保護装置の設置など、重要な任務を遂行します。
神舟18号の乗組員は、次の月の4日に中国の東風着陸場に到着する予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0ae78cb1b375bc0d810944e312aa7d16058e8feb
中国の神舟19号打ち上げと女性宇宙飛行士の挑戦に関するネットのコメントは、宇宙開発の成果を称賛する声が多く、特に女性宇宙飛行士の活躍に対して高い評価が寄せられました。
「素晴らしい!」や「さすがです!」といった前向きな意見が目立ち、宇宙開発に対する期待感が表現されていました。
一方で、日本の宇宙開発の現状に対する悲観的な意見もあり、「日本はもうダメだ」というコメントがその一例です。
このように、他国との比較を通じて日本の状況を憂う声が聞かれました。
また、宇宙開発の進展に対して「ゴミ拾いをしてきて欲しい」や「ゴミばかり打ち上げで空まで汚すれか」といった、環境問題に焦点を当てた意見もありました。
これにより、宇宙開発の成果を喜ぶ一方で、地上の問題に対する懸念も示されていました。
全体として、今回の打ち上げに対するコメントは、宇宙開発の進展を祝うものと、社会問題への警鐘が交錯する多様な意見が寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
ガンガン行ってますね、素晴らしい!!
さすがです!日本はもうダメだ…
ゴミ拾いをしてきて欲しい
ゴミばかり打ち上げで空まで汚すれか
宇宙開発よりも地上の問題に目を向けるべきだと思う