ロサンゼルス・ドジャースが資金力を活かし、強力なチームを構築している一方で、小規模球団のファンからは不満の声も。コミッショナーはシステムの問題を指摘。
ドジャースは現在、7人の選手に対して総額20億ドル(約3040億円)以上の保証金を支払い、その中の10億ドル(約1520億円)は2046年までの繰り延べ払いに設定されている。
このような資金力と支払い戦略によって、ドジャースは他球団に対して圧倒的な競争力を持っているが、小規模球団のファンからは不満の声が上がっている。
MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は、ドジャースの補強戦略を擁護し、「ドジャースはルールに則り、最高のチームを作るために全力を尽くしている」と述べ、ファンの懸念も理解していると強調した。
しかし、ドジャースの繰り延べ支払いがマイアミ・マーリンズの総資産を上回るという事実は、MLB内の資金力の格差を浮き彫りにしている。
マンフレッド氏は、小規模球団のファンが自チームの競争力に懸念を抱くのは当然であると認めつつ、問題の根源はドジャースではなく、現行のシステムにあると指摘した。
彼は労使協定やサラリーキャップ制、贅沢税、ドラフト制度などの構造的な課題が、競争の公平性を損なっていると考えている。
このような状況について、MLB全体での解決策が求められる中、ドジャースの戦略が今後どのように影響を与えるのか注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22b176feb2f889d2c647ddb6559e76aa84ce2225
コメントでは、ドジャースの資金力とMLBの構造的課題について多くの意見が寄せられました。
特に、資金を適切に投資しないチームに対する懸念が強調されていました。
あるコメントでは、ポストシーズンを目指さないチームが存在することで、資金をかけるチームとの差が広がっていると指摘されていました。
これに対し、適切に資金をかけていないチームにはペナルティを課すべきだとの意見もありました。
公平性を保つためには、やる気のないチームに対する対策が必要だという声が上がっていました。
また、ドジャースやメッツのような資金を大盤振る舞いするチームよりも、特にアスレチックス、マイアミ、ピッツバーグといったやる気のないチームの改善が求められていました。
さらに、資金がないチームに対しては、やる気のある金持ちに売却することを提案する意見もありました。
過去にはドジャースも経営難に陥った時期があったため、このような選択肢が現実的であるとの考えも示されていました。
最後に、繰り延べ金の影響についても興味深い意見があり、今後の球団運営にどのような負担がかかるのかを見守る必要があるとの意見がありました。
ネットコメントを一部抜粋
コミッショナーは、資金をかけてるチームだけでなく、適切に資金をかけていないチームのことにもふれるべき。
明らかに上を目指さず対応しているチームがあるからこそ、資金をかけるチームとの差が広がってしまう。
やる気のないチームを何とかしてもらいたい。
金がない?だったら、やる気のある金持ちに売れば良いだけ。
この繰り延べ金が10年後20年後に球団にどってどれくらい負担になってるのか実に興味深い。