高校生の恋愛経験減少と婚姻数の関係

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2024年の調査で高校生の恋愛経験が減少。独身研究家は、若者の恋愛傾向と婚姻数減少の関連を疑問視しています。

要約すると2024年秋に実施された「青少年の性行動全国調査」によると、高校生の恋愛活動、特にデート、キス、性交の経験率が2017年の調査に比べて大幅に減少したことが明らかになりました。

男子高校生のキス経験率は22.8%、女子高校生は27.5%で、いずれも過去最低の数値を記録しました。

また、性交経験率も男子が12%、女子が14.8%と、2005年のピーク時からは半分以下に減少しています。

しかし、興味深いことに、自慰経験に関しては男子が86.5%、女子が26.5%と、調査史上最高の数値を示しています。

これらの結果を受けて、独身研究家の荒川和久氏は、若者の恋愛離れを強調する報道に対して疑問を呈しています。

彼は、2005年のデータが異常であり、現在の恋愛傾向は1980年代や1990年代初頭と同じ水準に戻っていると指摘。

さらに、婚姻数の減少や少子化の問題を若者の価値観に結びつけるのは早計であり、恋愛経験が同程度であるにもかかわらず婚姻数に差がある理由を考えるべきだと述べています。

このように、現代の若者の恋愛傾向は複雑であり、単純に「恋愛離れ」と捉えるのは不十分であることが示されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/34635ab1e707595b01bc9515e0c32123281c2a9e

ネットのコメント

コメントでは、高校生の恋愛経験が減少したことに対する様々な意見が寄せられていました。

昔は恋愛が一般的で、特に職場では結婚を前提とした出会いが多く、周囲が恋愛を後押ししていた時代があったと語られています。

しかし、現在は恋愛に対する価値観が変化し、リスクを避ける傾向が強まっています。

特に男性は、恋愛市場での失敗が社会的なリスクを伴うと感じ、自ら恋愛から距離を置くようになったという意見が多く見受けられました。

また、SNSの普及によってリアルな出会いが減少し、恋愛に対する消極的な態度が広がっているという指摘もありました。

さらに、恋愛経験が少ないことが結婚において不利になるとの意見もあり、恋愛を通じて成長する機会が減少していることが懸念されています。

全体として、恋愛経験の減少は社会全体の価値観や環境の変化によるものであり、若者たちが恋愛を避ける理由は多岐にわたると考えられています。

ネットコメントを一部抜粋

  • 昔は企業における一般職女性社員は男性社員の「お嫁さん候補」だった時代があった。

  • 現代の恋愛では男性側に求められる要素も負担するリスクも圧倒的に大きくなりすぎて、男性自ら恋愛市場から降りている。

  • 今の若い人は、女性と知り合うさりげない切っ掛けが少ないのかも知れない。

  • 恋愛しないから今の若者は活気がないのかね。

  • 恋愛以外にも楽しみが増えたから、無理してしなくなった。

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