ドコモ・バイクシェアが特定小型原付の新型電動モビリティを導入。免許必須で歩道走行可の特例モードは非搭載。2025年春の実証実験を予定。
この新型モビリティは、ハセガワモビリティの電動二輪モビリティブランド「YADEA」の車両を採用し、自転車タイプの形状を持つため、従来の電動アシスト付き自転車と同様の感覚で乗車できる特徴があります。
2025年春には実証実験を開始する予定で、安全対策や施策検証を行うとしています。
新型電動モビリティの仕様としては、ハンドルの高さが1160mm、車体の幅590mm、奥行き1550mm、重さ28.6kg、耐荷重は120kg、最高速度は20km/hです。
しかし、運転免許を保有することが前提であり、歩道走行が可能な特例モード(時速6km)は搭載されていません。
この新型モビリティは、ハード面の安全性や歩行者、車との調和を図り、日常生活に溶け込む移動手段としての役割を目指しています。
特定小型原付は、2022年4月の道路交通法改正により新たに設けられた車両区分で、最高速度が20km/hに制限されており、16歳未満の運転は禁止されています。
免許は不要ですが、時速6km以下での走行時には「特例特定小型電動機付自転車」となり、歩道走行が可能になります。
一方、シェアリングサービスの「LUUP」や「HELLO CYCLING」では、時速6km以下モードを搭載した特例特定小型電動機付自転車が利用されており、利用者のルールやマナー違反が問題視されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/89d41b13b97922734d90f86271665730d9453250
ドコモ・バイクシェアの新型電動モビリティ導入についてのネットコメントは、主に免許保有者への貸出ルールや歩道モード非搭載に関する意見が多く見られました。
免許を持つ人に限定することで、リスクマネジメントが図られ、違法走行の減少が期待されているという意見がありました。
また、歩道モードが非搭載であることについては、特定小型原付の最高時速が6kmであり、実際にはその速度では使い物にならないという意見がありました。
歩道を走行できない方が安全であるとの声もあり、交通ルールの明確化が求められました。
さらに、自転車やバイクの利用者のモラルが低下している現状を憂慮し、厳しい取り締まりの必要性が訴えられました。
特に、無法運転や違反行為に対する取り締まりが求められ、企業側も利用者のマナー向上に努めるべきとの意見がありました。
全体として、ドコモが今後も安全で効率的なサービスを提供することが期待されており、利用者の交通ルールの認識向上が重要視されていました。
ネットコメントを一部抜粋
免許を保有している人だけに貸す、というルールは企業としてリスクマネジメントの一環でしょう。
歩道モード非搭載としたのは妥当な選択だと思います。
自転車の取締を厳しくすると同時に、この特定小型原付もしっかり取り締まってもらいたい。
ドコモの方が他社よりマシなように思います。
歩道を走行できる例外をなくすことで、車道しか走行できない車両に割り切ったんだね。