日本でのオンラインカジノ利用が急増中。法律上は違法だが、違法性の認識が低く、特に20代・30代に人気。国の対策が遅れ、問題が深刻化している。
お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまさんがオンラインカジノを利用していたことを認め、謝罪したことがきっかけで、オンラインカジノの利用状況が注目されています。
オンラインカジノは、日本では法律上違法であり、海外で合法的に運営されている場合でも、日本からアクセスして賭博を行うことは違法行為となります。
国際カジノ研究所の所長である木曽崇さんは、オンラインカジノが広がっている理由として、日本国内での違法性の認識が低いことを挙げています。
調査によれば、2023年から2024年の1年間で、日本国内のオンラインカジノ利用者は推計346万人に達し、その多くが20代・30代の男性であることがわかりました。
興味深いことに、半数以上の人々がオンラインカジノの違法性を認識していないという調査結果もあり、44%の人が違法であると認識している一方で、残りの56%は「グレーゾーン」や「適法」と考えていることが明らかになりました。
このような状況が、オンラインカジノの利用拡大を助長していると考えられます。
さらに、数年前には無料版のオンラインカジノの広告がテレビやラジオで放送されており、実際には有料版に誘導されるケースも多く、これが利用者の混乱を招いている要因とも言えます。
最近では、オンラインカジノのアフィリエイターに対する摘発も始まっており、今後の国の対策が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/53f223a422442a437fdc3797821ad69cc211f826
コメントでは、日本のオンラインカジノの拡大について多様な意見が寄せられました。
多くの人がギャンブルを楽しむ文化を持ち、適度なスリルや投資としての側面を評価していましたが、ギャンブル依存症の問題も深刻視されていました。
特に、パチンコや公営ギャンブルとオンラインカジノの取り扱いに矛盾を感じる声が多く、法整備の遅れが指摘されていました。
さらに、オンラインカジノは海外の業者によるもので、日本国内での合法化や規制が求められるとの意見もありました。
また、法の公平性や国民の法に対する信頼の低下についても言及され、ギャンブルに対する認識が時代に追いついていないとの意見がありました。
加えて、オンラインカジノの広告が容易に行われる現状や、パチンコとの関係からくる複雑な状況についても触れられ、国の責任や対応の重要性が強調されていました。
全体として、ギャンブル文化が根付く中で、健全な取り組みが求められるという声が多かったです。