北朝鮮で「協同農場」の名称が「農場」に変更され、農地の国営化が進行中。農場員たちはこの変化に無関心で、経営の裁量権は拡大している。
要約すると2023年9月、北朝鮮の農業に関する重要な変化が報告された。
これまで「協同農場」と呼ばれていた農場の名称が単に「農場」に変更され、この変化が国営化に関連している可能性があることが明らかになった。
アジアプレスの取材協力者が現地の農場を調査したところ、農場員たちは名称変更にあまり関心を示しておらず、詳細な説明も受けていないことが確認された。
農場経営の裁量権は拡大し、各農場が自立的に生産活動を行うことが求められている。
この背景には、金正恩氏が2021年12月に行った発言が影響していると考えられる。
彼は、社会主義農村の発展を切り拓くためには農業問題を解決する必要があると強調しており、これが農地の国有化に向けた動きと関連している可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4e8f8166fd5f4cec6e0808859296b2412bfc50b8