韓東勲・前「国民の力」代表が著書で尹大統領との会談内容を公開。国会解散権や政治家逮捕指示についての発言が注目されている。
要約すると韓東勲・前「国民の力」代表が近日中に出版予定の著書『韓東勲の選択－国民が先です』で、尹錫悦大統領との会談における「国会解散」発言について触れた。
韓・前代表は、尹大統領が非常戒厳の翌日に「国会解散もできたが、しなかった」と述べたことを明らかにし、この発言が理解できなかったと振り返る。
彼はまた、尹大統領がその後に非常戒厳機構を設けようとした意図があったことを知り、「とんでもない発言」と感じたことを述べている。
尹大統領の発言は、韓国憲法において大統領の「国会解散権」が削除されたことを踏まえたものであり、現行憲法にはその権限が存在しない。
さらに、韓・前代表は尹大統領との会談で「政治家逮捕指示」を否定されたことも記述しており、昨年12月4日の会談では、尹大統領が逮捕指示を全く否定したとされる。
著書には、北朝鮮に無人機を送り込むという「平壌無人機」疑惑について、米国が問題提起したとの記述も含まれている。
韓・前代表は著書の出版に合わせて各地で「ブックコンサート」を計画しており、検事としての経歴は書籍紹介欄から削除されている。
このことから、彼が「政治家・韓東勲」としての活動を再開する意向が示唆されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3272084bbae5e0c3afaeeef5f4df7158970fee17