ロシアのクルスク州で北朝鮮軍が新たな戦術を採用し、小規模なグループでの攻撃を行っている。ウクライナ軍はクラスター砲弾を使用して反撃し、北朝鮮部隊の損耗が増加している。
要約するとロシアのクルスク州で、北朝鮮軍部隊が戦闘を再開し、新たな戦術を採用しているとの報告がある。
ウクライナのシンクタンク「防衛戦略センター(CDS)」によれば、北朝鮮部隊はこれまで中隊規模での攻撃を行っていたが、現在は15〜20人の小規模なグループに分かれて攻撃を実施している。
この変更により、ウクライナ軍のドローンによる発見を避けやすくなり、発見された場合でも損耗を抑えられる可能性がある。
クルスク州で戦闘を行っているウクライナ軍第47独立機械化旅団は、ロシア軍と北朝鮮軍の攻撃に対抗するため、クラスター砲弾を使用している。
クラスター砲弾は、1発あたり最大88個の子弾をばら撒くことができ、広範囲で敵の歩兵を攻撃する能力がある。
ウクライナ軍は、敵が兵力を集中させている地点を優先的に攻撃し、その後は通常弾で追撃する戦術をとっている。
FPVドローンとクラスター砲弾は、北朝鮮部隊の人的損害を増加させる主要な要因となっている。
北朝鮮の第11軍団は、1万2000人規模で派遣されていたが、1月末から2月初めにかけて一時撤退する際に、部隊の3分の1を失ったとされる。
北朝鮮がロシアに歩兵を増派しているかどうかは不明だが、同国がロシア軍を支援するために大砲やミサイルシステムを送っていることは明らかである。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5bf84a6fb8f2871cc61b207c6b309c8cfca92558