岩手県の公立高校一般入試の調整後志願倍率が発表され、平均倍率は0.80倍で過去最低。盛岡農業の食品科学科が1.28倍と最高。多くの高校が定員割れの状況。
要約すると岩手県の公立高校一般入試に関する調整後の志願倍率が、2024年2月21日に発表されました。
県教育委員会によると、全日制の県立高校59校の募集定員は8520人で、県外から生徒を募集する「いわて留学」の合格者を除いた実質定員は8382人です。
最終的な全日制の志願者数は6684人で、これは調整前から18人減少し、平均志願倍率は0.80倍となりました。
この値は過去最低を記録した2024年と同じ倍率です。
学科別では、盛岡農業の食品科学科が1.28倍で最も高く、他の学科は定員割れとなりました。
盛岡第一高校は1.18倍、盛岡第三は1.16倍、盛岡第四は1.24倍ですが、盛岡第二と盛岡北は倍率が上昇しました。
新設される南昌みらい高校は、文理で1.15倍、スポーツ科学で1.16倍となりましたが、芸術と外国語は定員割れとなっています。
盛岡工業の電気科は1.00倍、電子情報科は1.03倍、建築・デザイン科は1.05倍と、こちらも定員割れの学科が多い状況です。
また、盛岡商業は全学科で定員を上回り、雫石は1.03倍、花巻北は0.91倍などの志願状況が報告されています。
全体として、多くの高校が定員割れの状況にあり、今後の入試や教育方針に影響を与える可能性があります。
公立高校の一般入試は、2024年3月5日と6日に行われる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/912572156679513d2204ee987ce7cf4f77bc5879