カリフォルニア州の高速鉄道計画に6000億円の補助金打ち切りの可能性。運輸長官がコスト増加を指摘し、調査を指示。一方、カナダでは新たな高速鉄道計画が進行中。
米運輸省の審査を経て、承認済みの40億ドル(約6000億円)の補助金が打ち切られる可能性が浮上しています。
トランプ前大統領は、プロジェクトのコスト超過に不満を示し、全長約640キロメートルの高速鉄道網のために設定された総予算は約1000億ドル(約15兆円)であるものの、すでに157億ドル(約2兆3600億円)が使われ、連邦政府からの資金は30億ドル(約4500億円)にとどまっています。
新任の運輸長官ショーン・ダフィーは、急増した建設コストと不透明な完成時期を理由に、カリフォルニア高速鉄道計画が「米国の納税者にとって適切な投資とは言えない」と述べました。
ダフィーは、連邦鉄道局に対し、カリフォルニア高速鉄道庁への資金提供の適正性を調査するよう指示しました。
開業予定は2030年代前半ですが、サンフランシスコやロサンゼルスへの延伸には700億ドル(約10兆5200億円)の追加資金が必要です。
一方、ビリオネアのウェス・イーデンスが主導する「ブライトライン・ウエスト」高速鉄道計画は、連邦補助金を受けており、新政権の支持を受けています。
ダフィーは、カリフォルニアの計画が1060億ドル(約16兆円)かかるとの見積もりが甘いと指摘しました。
抗議者たちは、カリフォルニアの計画を支持する声を上げる一方、カナダではトルドー首相がトロントと他の都市を結ぶ高速鉄道に27億ドル(約4000億円)の支援を発表しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b558a8b6608a0aa673c4a6a274064cce1e916c33
カリフォルニア高速鉄道計画に関するコメントは、計画の進展が難航している背景やアメリカの交通事情に対する懸念が多く寄せられていました。
多くの人が、アメリカは広大な国土を持つため、飛行機の方が適しているとの意見を持っていました。
特に、車社会であるため、高速鉄道の利用が難しいという声が多く、駅まで車で移動しなければならないことを不便に感じる人が多かったようです。
また、建設や維持管理の費用が高騰していることも懸念されており、これが利用者数を上回るのか疑問視されていました。
さらに、カリフォルニア高速鉄道の建設費用が他国のプロジェクトと比べて高すぎるとの指摘もあり、なぜそんなにコストがかかるのか疑問を呈するコメントもありました。
日本の新幹線と比較する意見も目立ち、特に新幹線の経済性や必要性についての疑問が挙げられていました。
加えて、環境問題や地質調査の問題も指摘され、アメリカでの鉄道計画が混乱している様子が伺えました。
全体的に、計画の実現可能性に対する懸念が強く、成功の見込みが薄いとの意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
カリフォルニア、テキサスとアメリカで高速鉄道計画がありますが、車社会なので、駅まで車で行き、下りたら車を借りなければならない面倒を考えると、余程遠く無ければ、みんな車で移動してしまいそうです。
建設や維持管理の費用は自然条件と距離にも関わる。
それを上回る利用者がいるのかどうか。
ニューヨークとワシントン間などは町の中央から町の中央の移動だから大変便利だし排気ガスとう高速鉄道のメリットは膨大だ。
一方、北陸新幹線新大阪延伸は建設費の財源よりも地下水の環境問題で揉めている。
アメリカは広すぎるから、飛行機じゃないと話になりません。