シャオミが最高時速350キロの電気自動車「SU7ウルトラ」を発表。1548馬力で0-100キロを1.98秒で加速し、ポルシェを凌駕。予約価格は約1755万円。
この新型車は、シャオミの創立者でありCEOの雷軍氏が30日に行った新製品発表イベントで予約販売を開始すると明らかにしました。
SU7ウルトラは、3つのモーターを搭載し、1548馬力を誇ります。
さらに、0から100キロメートルに到達するまでの加速時間はわずか1.98秒です。
雷CEOは、この車がポルシェの「タイカン・ターボ」を凌駕し、現時点で世界で最も速い4ドアの量産車であると強調しました。
また、SU7ウルトラは、ニュルブルクリンクで公式に6分46秒874の記録を打ち立て、同サーキットにおける4ドア車の最高速度を更新しました。
この車両には、炭素繊維製の屋根や高性能セラミックブレーキ、空気力学的なデザインなど、先進的な技術が盛り込まれています。
予約販売価格は81万4900元(約1755万円)で、テスラの「モデルSプレイド」と同じ価格帯に位置しています。
雷CEOは、発売から3カ月で1万台以上の電気自動車を顧客に引き渡し、10月には2万台が納品されたと説明し、年間12万台の引き渡しを目指すと述べました。
シャオミは、これまで家電メーカーとして知られていましたが、今年から電気自動車市場にも進出し、競争の激しい中国市場に挑戦しています。
さらに、同日には新たなスマートフォン「シャオミ15」シリーズも発表され、アップルやファーウェイとの競争が予想されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fd44e08cdb452b93c8d867802a849dc5f743706b
シャオミが350キロ超えの電気自動車を発表したことに対するコメントでは、さまざまな意見が集まりました。
特に欧州のEV市場についての懸念が強く、欧州が中国産EVに高い関税をかけることで対抗するしかないという意見がありました。
これは、欧州メーカーが2030年から2035年までに全ての新車をEVにすると宣言していたものの、内燃機関の継続を決める動きが見られたことからも、勝敗が決まっているのではないかという指摘がありました。
また、電気自動車の加速性能については、速さが良いほど誤ったアクセル操作による事故のリスクが高まるとの意見もあり、安全性の重要性が強調されました。
さらに、陸上での平坦な道の必要性や「水陸両用車」の実用性についての疑問も寄せられました。
クラッシュテストの実演を見たいという声もあり、消費者の安全への関心が伺えました。
既存メーカーに対する競争意識も高まり、日本の自動車産業に対する危機感が表れていました。
最後に、否定的な意見に対しては、アンチが難癖をつけるだろうという予測もあり、様々な立場からの意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
もう既に欧州は中国産のEVに高い関税をかけて締め出す位しか対抗策は無いんだよな。
加速が良ければ良いほど、誤ったアクセルワークで死ぬ確率が高くなる。
速さを追求するのも悪く無いと思うが、陸上で其れだけ平坦(や舗装)で長い道が有るのだろうか?
クラッシュテストの実演を見てみたい。
既存メーカーがあっさりと抜かれるわけだ。
日本は終。