金正恩氏が金日成政治大学で演説し、軍の思想による武装の重要性を強調。思想的武装が軍建設の核心とされ、北朝鮮軍の強化を目指す姿勢が示された。
要約すると北朝鮮の金正恩国務委員長が24日、最高クラスの政治将校養成機関である「金日成政治大学」を訪れ、演説を行った。
この演説では、軍の思想による武装と忠誠心の重要性が強調された。
金氏は、北朝鮮軍が世界最強の軍隊になるためには、政治思想的および精神道徳的な優越性を維持・強化する必要があると述べた。
特に、軍事技術的な武装に先立ち、思想的な武装が軍建設の核心であると指摘し、軍人、武器、思想を「武装力の3大要素」として位置づけた。
金日成政治大学は、一般の野戦指揮官を養成する金日成軍事総合大学とは異なり、政治将校を専門的に教育する機関で、1945年に設立された。
金氏の発言は、北朝鮮の軍事政策や思想教育の重要性を再確認するものであり、今後の軍建設における方向性を示唆している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b2db23b9797251a4eaaf7218367bddd91f623508