JリーグはACLのルールに異議を唱え、山東の棄権による神戸の順位変更に関して意見書をAFCに提出した。
要約するとJリーグは25日、理事会後の会見で、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)エリートの1次リーグにおいて、中国の山東が棄権したことにより、神戸の順位が3位から5位に変更された事態について、日本サッカー協会を通じてアジアサッカー連盟(AFC)に意見書を提出したことを明らかにした。
Jリーグの野々村芳和チェアマンは、「あのルールはあり得ない」と強く批判し、ルール設計の見直しを求めた。
新たに導入されたACLエリートでは、参加クラブが棄権した場合、そのクラブと対戦して得た勝ち点は無効とされるため、神戸は山東に勝利したにもかかわらず、勝ち点3が無効となり、順位が下がった。
1次リーグは突破したものの、決勝トーナメントの対戦カードに影響を及ぼす結果となった。
また、今回の大会ではスイス方式が採用されており、全てのクラブが同じ試合数をこなすわけではなく、山東と対戦していないクラブも存在するため、試合数に差が生じている。
このため、中国の上海申花や上海海港は恩恵を受けており、決勝トーナメント進出を果たしている。
Jリーグの意見書提出は、今後のルール改善につながることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ade1971f7302b9582d230932ab3bb2d47365f7e8