警察官を名乗る詐欺が急増中。逮捕された男は3000万円以上をだまし取り、巧妙な手口で被害者を容疑者に仕立て上げる「劇場型」の手法が問題視されています。
逮捕されたのは無職の宮代祥平容疑者(31)で、彼はおととし沖縄県に住む男性に対して、カンボジアから国際電話をかけ、3000万円以上をだまし取った疑いが持たれています。
宮代容疑者は、電話越しに警察官を装い、被害者に対して「あなたは容疑者です」とまくし立て、あたかも警察内部での極秘捜査が行われているかのように演出しました。
通話中には、警察無線らしき音声が聞こえ、被害者の不安を煽る手法が使われています。
このような手口は非常に巧妙であり、被害者は警察官の言葉を信じ込んでしまうことが多いです。
実際、今回の事件に関連する特殊詐欺グループでは、これまでに24人が逮捕され、被害総額は約1億6000万円に達しています。
特に、20代から60代の若い層がターゲットにされ、被害額が1000万円以上に達するケースも少なくありません。
昨年のオレオレ詐欺の被害総額は約108億円、そのうち警察官をかたった詐欺は約70億円に上り、全体の6割以上を占めています。
警察はこのような詐欺の増加に対して警戒を強めており、被害者を減らすための対策が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47bb5fcf6828fd82e82532beb3da5ca79d8ac879
警察官をかたる詐欺が巧妙化し、被害が増加していることに対して、多くの人々が警戒心を持っている様子が伺えました。
コメントの中では、詐欺の手口やその対策についての意見が多く寄せられていました。
特に、電話を受けた際の対応方法についてのアドバイスが目立ち、例えば、相手の話を最後まで聞かずに電話を切ることや、折り返しの連絡をすることが提案されていました。
また、詐欺に騙される人が「良い人」であることが多いとの指摘もあり、詐欺の巧妙さが改めて強調されていました。
さらに、詐欺に関する情報収集や自衛策の重要性が語られ、実際に警察に問い合わせることが有効だという意見もありました。
このように、詐欺に対する認識が高まっている一方で、実際に騙される人がいることも事実であり、詐欺の手口の多様化に対する警戒が必要であると感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
寝起きで寝ぼけてる時にNTT騙った詐欺の電話相手してしまったことはあったけど。
劇場型ね…こうやって文章にすると三文芝居としか思えないが。
これだけ毎日話題になってるのに騙されるんだね。
こういう卑劣な詐欺はするほうが100%悪い。
普通に働く気がないんかな?日本の終焉か。