米ナスダックがカナリーの「HBAR」現物ETFをSECに申請。暗号資産市場に新たな投資機会を提供する動きが注目されている。
要約すると米ナスダックが、暗号資産投資企業カナリーが運営する「カナリー・HBAR・ETF」の上場を目指し、米証券取引委員会(SEC)に提案書を提出した。
このETFは、暗号資産「ヘデラ(HBAR)」の現物価格に基づく投資信託であり、2024年11月12日付で初めての「HBAR」現物ETFに関する「S-1申請書」を提出した。
提案書は1934年の米国証券取引所法に基づく「19b-4申請書」として提出され、SECの審査を経て承認または却下が決定される。
信託受託者には米デラウェア州のCSCデラウェアトラスト社が指定され、保管機関にはビットゴートラスト社とコインベースカストディトラスト社が担当する。
また、U.S.バンコープファンドサービスが資産の管理者および証券代行を務める予定。
通常、SECは「S-1申請書」の審査後に「19b-4申請書」を確認するプロセスを経て、最終的な承認を行う。
ヘデラ(HBAR)は、スマートコントラクトやファイルストレージなどのサービスを運営するためのガス代として、またプラットフォームの安全性を確保するために使用されるトークンである。
この動きは、暗号資産市場における新たな投資機会を提供し、特に「HBAR」に関心を持つ投資家にとって重要なステップとなるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6691e22b30e36bd313d33db36199ce2e0f968412