宮崎県警察本部が春の組織改編を実施し、特殊詐欺対策や小型モビリティ対応の新設課を設けた。人事異動は250名規模で行われ、新しい部長職も決定。
要約すると宮崎県警察本部は、春の組織改編と人事異動を発表しました。
今回の改編では、2027年に宮崎県で開催される国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会に備え、「国スポ・障スポ警備対策課」を新設するほか、特殊詐欺やSNS型投資、ロマンス詐欺の被害防止を強化するために「特殊詐欺等抑止対策室」を設立しました。
また、小型モビリティの普及に伴い「自動運転・小型モビリティ対策室」を新設し、サイバー空間での対処能力を強化するためにサイバー捜査課の体制も増強されます。
さらに、地域警察活動の支援体制を強化するため、移動交番係の体制も見直されます。
人事異動は3月19日付で行われ、対象者は警視正7名、警視100名、警部135名、警察行政職員8名の合計250名です。
新しい刑事部長には宮崎北警察署長の迎修二氏が就任し、生活安全部長には延岡警察署長の三木健次氏が、警備部長には警務部参事官兼首席監察官の河野博之氏が就任します。
新たに警務部参事官兼首席監察官には交通部参事官兼交通部交通企画課長の奥野仁氏が任命され、宮崎北警察署長には生活安全部長の山﨑猛氏が就任することが決定しています。
これらの改編と異動は、地域の安全をより一層強化するための重要なステップと位置づけられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2b54708edfa51ab6179e5053ea05b65f209735f5