日本テレビが新賞レース『ダブルインパクト』を発表。漫才とコントの二刀流芸人が競い、優勝者には1000万円が贈呈される。プロ・アマ問わず参加可能で、夏に決勝戦が生放送される予定。日本テレビの新たな挑戦に期待が寄せられる。
この大会では、プロ・アマを問わず、2人以上のグループがエントリーでき、芸歴の制限もありません。
優勝者には1000万円の賞金が贈られるため、多くの芸人が参加を希望することでしょう。
予選では漫才とコントの両方が審査され、夏には生放送で決勝戦が行われる予定です。
このような新たな試みは、これまでの賞レースとは異なる魅力を持っており、参加者の幅広い才能を引き出すことが期待されています。
日本テレビは、これまでの賞レースの波に乗り遅れたという印象が強く、2001年に始まった『M-1グランプリ』や2008年の『キングオブコント』といった他局の成功を受けて、ようやく自局の代表的な賞レースを立ち上げることに踏み切りました。
過去には『S-1バトル』や『ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦』なども試みられましたが、いずれも続かなかった経緯があります。
特に、女性芸人を対象とした『女芸人No.1決定戦 THE W』は、一定の成功を収めたものの、ジェンダーレスの観点からの批判も受けています。
『ダブルインパクト』は、局の人気バラエティ番組である『ぐるぐるナインティナイン』や『世界の果てまでイッテQ!』などと同様に、日本テレビが新たなエンターテインメントの潮流を生み出すための一環として位置付けられています。
果たしてこの大会がどのように成長し、他の賞レースと差別化を図っていくのか、今後の展開に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fef36a9f4ac57f2ae9aa4b770008af47b8b3726f
「ダブルインパクト」に関するコメントは、賞レースの意義や開催の背景について多くの意見が寄せられました。
特に、漫才やコントの文化を育てるために始まったM-1グランプリやR-1グランプリ、キングオブコントとの違いが指摘され、「ダブルインパクト」は芸人へのチャンスやお笑い文化の発展よりも、賞レースを開催すること自体が目的になっているのではないかという懸念がありました。
さらに、芸人たちが賞レースの乱立に疲れを感じているという生の声もあり、どの大会も重みが薄れていると感じる人が多かったようです。
特に、出場者の制限や審査員の選定に対する不安も見受けられ、参加する芸人たちが本当に求めているものとは異なると感じている様子が伺えました。
また、賞レースを商業的な視点から捉えることに対する疑問も多く、芸人を安く消費する傾向があると考える人もいました。
全体として、「ダブルインパクト」は今後の展望に対して懐疑的な意見が多く、賞レースの意義について再考が必要だという声が強かったです。
ネットコメントを一部抜粋
漫才に軸足を置いているコンビが多いようです。
賞レースが乱立しすぎていて、芸人が疲れているとの声もありました。
大会が商業目的で開催されている印象が強いです。
出場者を限定しないと、他の大会との比較が難しいと思います。
審査員が限られているため、信頼性に不安があると感じました。