阿部文科相が栃木の小学校での休日出勤記録消去に「大変遺憾」と発言し、労働環境改善の必要性を訴えました。
この問題は、同校の管理職が2023年4月から2024年9月の間に記録された45回分の休日出勤を意図的に消去したことに起因しています。
教諭自身がこの事実を明らかにし、文科省の定める残業時間の上限が1カ月45時間であることから、管理職がこの上限を意識して記録を消した可能性が指摘されています。
阿部氏は、記録の消去が行われたこと自体を問題視し、労働環境の改善が求められると強調しました。
彼女は、単に上限時間を守ることが目的ではなく、実際の勤務実態を踏まえた業務や環境の検証と改善が必要であると述べ、長時間労働の防止に向けた取り組みの重要性を訴えました。
この発言は、教育現場における労働環境の見直しを促すものとして、多くの注目を集めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/507919215f6784e9193082391b3be2a20fdebc0e
コメントの中では、阿部文科相の「大変遺憾」という発言に対して多くの教師たちが強い不満を表明していました。
彼らは、教育現場の労働環境が非常に厳しく、休日出勤やサービス残業が常態化していることを訴えていました。
特に、教師たちは業務が増え続ける中で、実際の勤務時間が短縮されることが難しい状況にあると感じているようです。
また、文科省や教育委員会の指導が現場の実情を反映していないとの声も多く、具体的な改善策が求められていました。
コメントの中には、教師たちが直面している業務の多さや、学校が家庭の役割を果たしているという指摘もあり、日本の教育システムに対する根本的な見直しが必要だという意見が目立ちました。
さらに、管理職の責任を問う声や、労働環境の改善がなければ優秀な教員が減少するという危機感も共有されていました。
全体として、教師たちは「大変遺憾」と言うだけではなく、具体的な行動を求めているという姿勢が強く感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
ほとんどの学校は同じようなことをやっているだろう。
やること変えないで時間だけ削減しろ!
子どもとたくさんかかわって、楽しくわかりやすく授業をすることが一番大切な仕事であるはずなのに。
教育の現場が荒れているのは子供達だけでなく管理職の対応のひどさが一番の原因。
仕事減らさない、人増やさない、しかし「残業減らさなかったら学校名、曝すよ」と脅されれば、改ざんくらいしかできることがない。