陰謀論を信じる心理とは?認知科学が解明する理由

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人が陰謀論を信じる理由を認知科学で解明。プロジェクションの働きが影響し、霊感商法や過剰支払いの背景にも迫る。

要約すると近年、SNS上には数多くの陰謀論が氾濫しており、これらを信じる人々が増加しています。

なぜ人は霊感商法や特殊詐欺、ホストへの過剰支払いといった危険な行為に引き寄せられるのでしょうか。

愛知淑徳大学の心理学部教授である久保(川合)南海子氏は、これらの現象の背後にある心理的メカニズムを「プロジェクション」と呼ぶ心の働きによって説明しています。

プロジェクションには「通常の投射」「異投射」「虚投射」の3種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。

「通常の投射」は実際の物をありのままに捉えること、「異投射」は自分のイメージや価値を重ね合わせること、そして「虚投射」は実在しない物に対して自分のイメージを投射することを指します。

特に「虚投射」は、子どもたちがままごとをする際のように、他者と共有できる特性を持っています。

このように、個人のプロジェクションの量や質には差があり、特に異投射や虚投射が少ない人も存在します。

さらに、霊感商法やホストへの過剰な支払いの被害者は、自らの意思でお金を渡しているかのように見えるため、その巧妙さが際立ちます。

これらの行為は、プロジェクションの働きと深く結びついており、他者に影響を与える力を持っています。

久保氏の見解によれば、プロジェクションの特性を理解することで、なぜ人々が荒唐無稽な陰謀論を信じてしまうのか、その心理的背景が明らかになるのです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cdb697bc746a9afc4e72f131b853bc868e1faffc

ネットのコメント

コメントでは、陰謀論を信じる心理に関するさまざまな意見が寄せられました。

特に、統一教会についての批判が目立ち、多くの人がその影響力を懸念していました。

教団が日本の政策に影響を与え、政治家を操っているという見方や、文化共産主義を敵視する姿勢が問題視されていました。

さらに、霊感商法によって家庭が損なわれ、多くの子供たちの未来が狂わされていることに対する憤りも表明されていました。

これに対し、陰謀論を拡散する教団の行動に対して強い反発があり、解散請求に対する感情的な反論も指摘されていました。

一方で、霊感商法や陰謀論そのものが社会全体において重要ではないとする意見もありました。

特に、日本のマスコミが不正確な情報を報道することで、信じるべきではない情報に人々が惑わされていると感じる人が多かったようです。

また、抽象的な議論が多く、具体的な事例が不足しているとの声もありました。

さらに、特定のグループに対する知能の低さを指摘する意見もあり、信者やネトウヨ系の人々が陰謀論を好む傾向があることが言及されていました。

全体として、陰謀論に対する冷静な考察や批判が行われていたことがわかります。

ネットコメントを一部抜粋

  • そもそも統一教会は日本の政策を都合のいいように政治家を洗脳してきたのだ。

  • 信じるべきではないのに信じさせられている最たる例が日本のマスコミの報道です。

  • それで投射(プロジェクション)て何なの? アブダクションの話といい、哲学もどきにしか見えない。

  • 抽象論ばかりで、心に響く具体例が無いですね。

  • 確かに推し活系、信者系、ネトウヨ系は、知能が絶対低いでしょ?笑。

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