李健太が無敗対決を制し、日本王座を防衛。ダウンを奪われた後、逆転で勝利を収めた試合は劇的だった。
要約するとボクシング日本スーパーライト級タイトル戦が東京・後楽園ホールで行われ、王者・李健太(28)が挑戦者・渡来美響(26)に対し、9回1分3秒で3-0の負傷判定勝ちを収め、日本王座を防衛した。
この試合は注目の無敗対決となり、李は8勝(2KO)1分け、渡来は6戦全勝(4KO)という両者の記録がかかっていた。
試合は序盤から渡来が積極的に攻め、5回には李がダウンを奪われる苦しい展開となった。
その時点での途中採点は0-2とリードを許していたが、李は6回から戦略を変更し、前進してプレッシャーをかけることで流れを変えた。
ワン・ツーを駆使して連打を見舞い、最初のダウンを奪取。
7回には冷静に対処しつつ、再び渡来をダウンさせ、試合の主導権を完全に握った。
試合の終息はバッティングによる流血で、挑戦者の続行が不可能となり、判定に持ち込まれた。
試合後、李は「一番心臓に悪い試合展開でした」と振り返りつつも、トレーナーの指示を受けて前に出る戦略に変えたことで勝利を確信したと語った。
李はアマチュア時代に62連勝という日本記録を持ち、プロデビューから5年を経てついに日本タイトルを獲得した。
今回の逆転勝利は彼の強さを再確認させるものとなった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/03b62aa1e356051944c51645ee1694c93d7b2078