李健太が渡来美響に逆転勝利を収め、2度目の防衛に成功。試合は緊迫した展開となり、観客の応援も熱かった。李はさらなる高みを目指す意向を示し、渡来は悔しさを語った。
要約するとプロボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチが東京・後楽園ホールで行われ、王者の李健太(28)が同級1位の渡来美響(26)に3-0の負傷判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。
試合は熱戦となり、前半は渡来が強いフックを当て、主導権を握った。
特に5回には李がダウンを奪われ、公開採点ではビハインドを余儀なくされていた。
しかし、6回から李はプレスをかける作戦に変更し、6回にダウンを奪い返した。
続く7回にもカウンターの左ストレートでダウンを追加し、試合の流れを引き寄せた。
9回には渡来がバッティングで左目上をカットし、ドクターチェックの結果、試合続行不可能と判断され、李の逆転勝利が確定した。
試合後、李は「こんなにうれしいのって生まれてきて初めて」と喜びを表現したが、控室では「5本の指に入るぐらいにはうれしかった」と訂正した。
観客は1759人を超え、全国各地から駆け付けた約400人の応援団が「ゴンテ」コールで李を後押しした。
これにより、昨年に続くチャンピオンカーニバルMVPの可能性も見えてきた。
対する渡来は初黒星を喫し、「普段のパフォーマンスより下回っていた」と悔しさを滲ませた。
試合はU-NEXTで生配信され、李のプロ戦績は10戦9勝(2KO)1分け、渡来は7戦6勝(4KO)1敗となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7e586de5ac5c4ce382c18200c8a1d2ecdbe61282