出光興産が全固体電池材の量産に向けた取り組みを発表

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出光興産が全固体電池材の量産を発表、トヨタと連携しEV実用化へ

要約すると出光興産は2023年10月27日、全固体電池材料である硫化リチウムの大型製造装置を千葉事業所に建設することを発表しました。

この新しい製造設備は、年産1000トンの能力を持ち、2027年6月に完成予定です。

これにより、蓄電池換算で約3ギガワット時、電気自動車(EV)換算で5万から6万台分の電力供給が可能となります。

出光はトヨタ自動車と連携し、2027年から2028年にかけて全固体電池を搭載したEVの実用化を目指しています。

硫化リチウムから製造される硫化物系固体電解質についても、2025年度中に大型パイロット装置を建設する計画です。

今回の硫化リチウム製造装置の総事業費は約213億円で、そのうち最大71億円は助成金が見込まれています。

出光の中本肇専務執行役員は、「27、28年の実用化に全力で取り組む」と意気込みを示し、全固体電池の導入による電池の長寿命化、充電時間の短縮、EVの航続距離の拡大が期待されています。

出光の開発する電解質は、イオンの移動が速く、電極との密着性が高い柔らかさが特徴であり、トヨタとの協力により、全固体電池の実用化が進むことで、幅広い普及を目指しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a836ecd1e88c79334cb3129694b105596b98f75f

ネットのコメント

出光興産が全固体電池材の量産に向けた取り組みを発表したニュースに対して、ネット上では多くの意見が寄せられました。

コメントの中では、他の企業、特にGMやLGエネルギーも全固体電池の開発を進めていることが言及され、競争が激化する可能性が示唆されました。

また、トヨタやホンダのハイブリッド技術が唯一無二であることから、全固体電池がゲームチェンジをもたらすかどうか不明だとの意見もありました。

さらに、出光とトヨタが協力して全固体電池材の実用化を進めることが、今後の製品開発において重要であるという意見もありました。

特に、コスト削減だけでなく、画期的な技術が求められるとの指摘がありました。

実用化に近づいているとの期待が寄せられる一方で、特許や情報流出についての懸念も表明されており、社員の国籍調査が必要だとの声もありました。

出光の技術力に対する驚きや、トヨタとの連携の重要性が強調され、全固体電池の実用化に対する期待が高まっていました。

最後には、全方位で勝つトヨタへの応援の声も聞かれましたが、実用化には時間がかかる可能性があるとの意見もありました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 世界的にはGM、LGエネルギーも開発中のようです。

  • 全固体電池も今回は実用化に近づいて来たみたいだね。

  • 失礼ながら出光ってガソリンスタンドの会社で技術とかは無縁だと思っていた。

  • 関税を追加されたく無ければトヨタと出光は全個体電池をアメリカで生産しろとこの先要求されるのだろうか。

  • 最後は全方位のトヨタが勝つ!出光さんありがとう!

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