ヒョンデが2025年発売予定の新型FCEV「イニシウム」を発表。航続距離650km、150kWのモーター出力を備え、快適性と安全性を重視したデザインが特徴。
このコンセプトカーは、2018年に市販されたFCEV「ネッソ」の後継モデルとして位置づけられています。
イニシウムは、全長4670mm、全幅1860mm、全高1640mmのSUVスタイルを持ち、航続距離は650km以上、モーター出力は150kWで、トヨタのMIRAIを上回る性能を誇ります。
また、空気と水素の供給性能向上や熱管理システムの効率化が図られ、乗員の快適性も重視されています。
特に2列目席の膝回りスペースやヘッドクリアランスが拡大され、ゆったりとした空間が提供されています。
ナビゲーション機能も進化し、水素ステーションの場所や稼働状況をリアルタイムで案内する機能が搭載されています。
デザイン面では、ヒョンデの新しいデザイン言語「アート・オブ・スティール」が初めて採用され、強固さと美しさが表現されています。
また、安全性能も高く、9つのエアバッグやドライバー監視カメラなどが装備されています。
ヒョンデは2045年にカーボンニュートラルを目指しており、イニシウムはその取り組みの一環として水素エネルギーの実用化を進めています。
発表会では、ヒョンデのチャン・ジェフン社長が「水素があらゆる人、あらゆる物、あらゆる場所で利用される未来を切り拓くことに専念しています」と語り、イニシウムの日本導入にも期待が寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a20bc038a7cc1f9a4cb00ceba97be8161d5b901
ヒョンデの新型FCEV「イニシウム」に関するコメントでは、FCV(燃料電池車)市場の現状についての意見が多く寄せられました。
特に、ヒョンデがFCVの世界最大のメーカーであるにもかかわらず、出荷台数がわずか4万台であることが指摘され、他のモデルと比較しても売上は厳しい状況にあると感じられました。
また、FCVの需要が低いため、商用車にシフトする方針が示唆されていました。
さらに、水素ステーションの整備が進まない限り、FCEVは一般消費者には普及しにくいとの意見もありました。
特に、配送や特定の距離を考慮した商用車に向いているという見解がありました。
自社で水素ステーションを設置する可能性も示唆されていました。
一方で、ヒョンデのクルマに対する期待感や、伝統的なデザインが今後も続くのかという疑問もありました。
安全性についても懸念が示され、特に後進国メーカーとしてのイメージが影響しているとの意見がありました。
最後に、日本市場に対する否定的な見解も見受けられましたが、全体としては製品への期待や改善点が多く語られていました。
ネットコメントを一部抜粋
FCV世界最大のメーカーであるヒョンデでもたった4万台しか出荷できていなかった。
水素ステーションをなんとかしないとFCEVは一般には向かない。
ヒョンデのクルマに対する期待が寄せられていた。
伝統芸に今度も燃える車になるのか疑問があった。
とりあえず日本にはいらないとの意見もあった。