金与正、副部長が米空母入港を非難し北朝鮮の反応を示す

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北朝鮮の金与正副部長が米空母の釜山入港を非難し、米国の軍事行動が北朝鮮の核抑止力強化を促すと警告。米日韓の合同軍事演習を通じて緊張が高まる可能性を示唆。

要約すると2023年3月3日、米国の原子力空母「カール・ビンソン」が釜山作戦基地に入港しました。

この出来事に対し、北朝鮮金与正労働党副部長は4日に談話を発表し、米国の行動を強く非難しました。

金副部長は、米国が北朝鮮に対して「安全上の憂慮を無視して情勢を悪化させる挑発的な行為を常習的に敢行している」と述べ、米国の軍事的圧力が増大していると指摘しました。

特に、米国が「カール・ビンソン」の入港や原子力潜水艦「アレクサンドリア」の展開を通じて、韓半島への戦略資産の常時配備を行っていると主張しました。

金副部長は、今月中に行われる米日韓海上訓練やフリーダムシールド合同軍事演習を通じて、米国の対北朝鮮敵対政策がピークに達すると警告しました。

また、米国の行動が北朝鮮の核戦争抑止力の強化を促進しているとし、静観するだけではなく、北朝鮮も戦略的抑止力を強化する必要があると強調しました。

金副部長は、米国が軍事的な力の示威行為を続ける限り、北朝鮮もその行動に対抗するための準備が必要であると述べ、米国とその追従勢力の無謀な行動を強く糾弾しました。

この談話は、トランプ政権の対北朝鮮政策を批判することで新政権の反応を試す狙いもあると考えられます。

なお、「カール・ビンソン」の韓国入港は昨年6月以来約8カ月ぶりで、トランプ政権発足後初めてのことです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/05306c4f02eec097c1808321752fd1343f96e33c

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