久保建英に対する差別発言をしたバレンシアのサポーターに、罰金62万円と1年間の出禁が提案されました。スポーツ界の人種差別問題が再び注目されています。
事件は1月19日のバレンシア戦で発生し、久保がウォーミングアップ中に「チノ（中国人）目を開けろ」といった侮辱的な言葉が投げかけられました。
この発言は、他の選手たちに対しても差別的な声が飛び交う中で行われ、両クラブはこの事態に対し非難の声明を出しました。
スペイン紙「ムンド・デポルティボ」によると、差別発言を行ったサポーターはテレビ中継やスタジアム内の防犯カメラ、目撃者の証言により特定され、国家委員会が調査を開始しました。
委員会は、スポーツにおける暴力や人種差別に対して厳格な姿勢を示しており、試合中に侮辱的な発言をした2人のファンに対して罰金4000ユーロ（約62万4000円）と、今後1年間のスポーツ会場への立ち入り禁止という制裁を提案しています。
最終的な処罰は今後決定される予定です。
この事件は、スポーツ界における人種差別問題の深刻さを浮き彫りにし、関係者からのさらなる対応が求められることとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/43e878d0007b1a9f80e2992f2c6f80dc8e1b2e02
久保建英選手への差別発言に関するバレンシアサポーターへの厳罰が決定したニュースに対し、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、選手のアイデンティティーを守るためにも、毅然とした態度での制裁が必要だとの意見がありました。
特に、差別発言を許さない環境を作ることが重要であり、他のサポーターたちがその場で行動を起こすことが解決への第一歩だという指摘もありました。
また、差別は根深い問題であり、教育が大切だとの意見も多く見られました。
過去の経験を通じて、差別を受けた側の苦痛や、差別行為が継続的に起こることの危険性についても言及されていました。
さらに、クラブに対する制裁が効果的であるとの意見もあり、個人ではなくクラブ全体に責任を持たせるべきだとの考えが示されました。
多くのコメントが、差別問題がサッカー界において長年の課題であることを認識し、今後の改善を願う内容となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
選手のアイデンティティーやサッカーの未来を護る為にも、毅然とした態度と制裁を科すのは当然だ。
プレー中にアジア選手に執拗にタックルを仕掛ける選手に対してFIFAは警告してほしい。
差別とはする側は差別と思っていない事が問題だと感じた。
個人を罰するよりクラブに制裁を与えた方が効果があると思う。
差別はなくならない、それはもう絶対、ならば刑を重くすればいい。