元フジアナ長谷川豊氏が、フジテレビ在籍時の発言に関する証拠として日記を挙げ、その法的評価が注目されている。
長谷川氏は、この発言の根拠として、若い頃から毎日記録しているという「日記」を挙げている。
しかし、彼の主張が法的にどのように扱われるかは重要な課題である。
特に、日記が裁判においてどの程度の「証拠」としての価値を持つのかが焦点となる。
裁判では証拠の「証拠能力」と「証明力」が評価されるが、民事裁判と刑事裁判ではその扱いが異なる。
岡本裕明弁護士によれば、民事裁判では証拠能力は比較的広く認められ、違法に収集された証拠であっても使用可能である。
一方、刑事裁判では証拠能力は厳格に規制されており、特に公判廷の外で得られた供述証拠は原則として証拠能力が認められない。
このような背景から、長谷川氏の「日記」が裁判でどのように評価されるかは、今後の展開に大きな影響を与える可能性がある。
長谷川氏が名誉毀損などで訴えられるかどうかは不明だが、彼の発言と日記の信憑性については、法律的な観点からの検討が求められるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/921b4162d79b88dd82ac5aa3c366e23eecbf5c5b
コメントでは、長谷川豊氏の発言や日記の法的価値について多くの意見が寄せられました。
特に、刑事事件と民事事件の違いについての理解が重要であるとされ、刑事事件は社会の秩序を守るために国が犯罪者に罰を科すことを目的としている一方、民事事件は個々の権利を保護し紛争を解決することを目的としていると説明されました。
この点において、性に関する問題やいじめなどの精神的な攻撃が刑事事件で問われなかったからといって許されるわけではないとの意見もありました。
さらに、長谷川氏がYouTubeで発信した日記帳がどのような法的価値を持つのかについても疑問が呈され、証拠としての弱さが指摘されました。
特に、過去の出来事を証明するためには、具体的な証拠が必要であり、日記だけでは不十分だとの意見が多くありました。
また、長谷川氏の人間性やキャラクターについても言及され、彼の発言が信頼されるかどうかが重要であるとの見解が示されました。
全体として、コメントは長谷川氏の主張に対する疑問や批判が多く、法的な観点からの考察がなされていました。
ネットコメントを一部抜粋
刑事と民事じゃ全然違うのは当たり前。
日記だけでは弱いけど、記憶は曖昧なので、日時と出来事がセットであるのは大きい。
証拠能力が認められようが、それは裁判で吟味して決められること。
長谷川氏は単純に今回の騒動に便乗してきただけだと思います。
日記の信用性は、書いた人間の人間性に問題が無いかどうかにかかっている。