夏の参院選和歌山選挙区で、元有田市長の望月良男氏が無所属で立候補する意向を固めた。自民党の公認候補選出で敗れたが、保守分裂の選挙戦が繰り広げられる可能性が高い。
望月氏は先月9日に自民党和歌山県連が実施した公認候補選出の投票で、二階俊博元党幹事長の三男で元秘書の二階伸康氏(47)に敗れたが、昨年10月の衆院選和歌山2区では伸康氏を破った実績がある。
望月氏は世耕弘成元経済産業相に近いとされ、再び和歌山で保守分裂の選挙戦が展開される可能性が高まっている。
関係者によると、望月氏は4日に東京で県連会長の石田真敏元総務相に出馬の意向を伝えたという。
自民党県連での参院選候補者選びでは、二階伸康氏が82票、望月氏が46票を獲得し、保守分裂選挙を警戒する中での投票となった。
党員らには「結果にかかわらず、公認候補者の選挙に尽力する」との誓約書を提出させる異例の措置が取られた。
これにより、望月氏の出馬が正式に決定すれば、今後の選挙戦は二階氏の支持基盤に対する影響が注目される。
望月氏の立候補は、和歌山の政治情勢に新たな波紋を呼ぶことになるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/885b9bd549a4af08cabd5720264039e6b7857f07
夏の参院選に向けて、元有田市長の望月氏が無所属で立候補する意向を示したことで、和歌山選挙区の保守分裂が注目を集めました。
二階元幹事長に対する裏金問題が浮上し、世耕氏との対立が鮮明になったことから、選挙戦が激化する様子が見受けられました。
多くのコメントでは、二階氏の過去の問題に対する批判や、世耕氏の戦略に期待を寄せる声がありました。
また、選挙に対する関心が高まる中で、有権者には冷静な判断が求められるとの意見もありました。
望月氏の立候補が、長らく無風だった和歌山の選挙に新たな風を吹き込むことが期待されている一方で、地域の政治への不安や不満も根強く残っていることが伺えました。
全体として、今回の選挙は単なる対立ではなく、県民が真剣に考え、投票行動に反映させる重要な機会であるとの意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
二階元幹事長の裏金問題が影響を与える選挙になりそうだ。
望月氏の立候補で、和歌山の選挙が面白くなりそうだ。
世耕氏は二階氏を潰しにかかっているように見える。
今回の選挙は有権者の良識が試される。
保守分裂選挙は、野党候補にとって有利に働くかもしれない。