ボルボのコンパクトEV「EX30」は、ミニマルなデザインと音声操作機能を備え、運転支援機能も充実。しかし、安定性やカーナビに課題が残る。
要約するとボルボの新しいコンパクトEV「EX30」は、京都から東京・青山までの500kmを走行した際の体験を通じて、その魅力と課題が明らかになった。
EX30はボルボの最小EVであり、全高は1550ミリとタワー式駐車場の制限に適合している。
車両内にはリサイクル素材や再生可能素材が豊富に使用されており、現代的なデザインが際立つ。
運転席はミニマルな設計で、ボタンやレバーがほとんど見当たらず、機能はセンターパネルに集約されている。
音声操作が可能で、GoogleのOSがインストールされているため、スマートフォンや家電と連携することで、より便利な操作が実現される。
運転支援機能も充実しており、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKAS(レーンキープアシスト)、LCAS(レーンチェンジアシスト)を搭載しているが、実際の使用においては安定性に課題が残る。
特に、LKASとLCASは時折不安定な動きを見せ、運転者にとっては使いづらい場面もあった。
また、カーナビにも不具合が見られ、目的地設定の不具合が長距離運転においてストレスの原因となった。
走行可能距離はカタログ値560km(WLTCモード)で、浜松SAでの充電により、青山到着時には17%のバッテリー残量が残っていた。
全体として、EX30は革新的なデザインと機能を持ちながらも、いくつかの改善が求められるモデルである。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/36b98a5df9847d76d4cab9c1b3cb16d09b47787f