11月から自転車の「ながらスマホ」が厳罰化され、スマホ使用時の罰則が強化されます。走行中の注視や片手運転には厳しい罰が科せられ、事故時の罰則も重くなります。
これにより、スマートフォンを手に持って通話したり、画面を注視する行為が罰則の対象となります。
具体的には、スマホを見ながら自転車を運転した場合、6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられ、事故を引き起こした場合には1年以下の懲役または30万円以下の罰金となる可能性があります。
この改正に対して、名古屋・栄の路上では実際にスマホを操作しながら自転車に乗る人々の姿が見受けられ、一般市民からは厳罰化に賛同する意見が多く寄せられています。
特に、事故の危険性を感じたという70代男性は、スマホを持っている相手にぶつかられた経験を語り、厳罰化の必要性を訴えています。
新たなルールでは、信号待ちなどで止まっている場合にスマホを使用しても罰則には問われませんが、走行中に片手でスマホを持つことは「片手運転」と見なされ、注意を受ける可能性があります。
また、「注視」の基準は「2秒以上」とされており、この時間を超えると危険な運転と見なされます。
イヤホンについては、両手でハンドルを持っている場合は新たな罰則には問われませんが、周囲の音が聞こえない状態は別の規定で禁止されており、5万円以下の罰金が科せられることもあります。
これにより、今後の自転車運転時のスマホ使用に対する意識が高まることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/39442feef0c96bcb0b00c1f097a4cf4bf4261905
自転車の「ながらスマホ」厳罰化に関するコメントでは、取り締まりの実効性や基準について多くの疑問が寄せられました。
特に、2秒という基準が現実的でないとの意見が多く、運転中の注意力がどれほど重要かを考えると、実際にはほとんどの人が捕まらないのではないかという懸念が示されました。
また、警察官の負担が増えることを心配する声もあり、取り締まりが初めだけでその後は緩くなるのではないかとの予想がありました。
さらに、ながらスマホ以外の違反行為、例えば信号無視や無灯火運転などにも目を向けるべきだという意見もあり、自転車に関する取り締まりが一面的になっていることを指摘するコメントも見受けられました。
全体として、厳罰化の意義は認めつつも、その運用や実効性に対する疑念が強く、より広範な交通安全対策が求められている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
警察官による取り締まりだけでなく、監視カメラの充実とセットであってほしいと思う。
2秒という数字ばかり独り歩きしている気がしますが、取り締まりの基準は本当に2秒なんですかね。
初めだけだろうな取り締まり厳しいの注意喚起かねてやるんだろうが、日にちたてばまた取り締まりも行くなるやろう。
歩行者も取り締まろうよ、公共交通の場で一番危険な動きをするのは歩行者だからね。
何秒から?が問題ではない。
そもそも自転車に乗りながらスマホを見ること自体が事故誘因のもと。