ミャンマーでの国際詐欺事件において、武装勢力DKBAが中国系犯罪組織による外国人虐待に関与している疑いが報じられた。被害者の証言によると、彼は詐欺拠点で電気ショックを伴う虐待を受けたという。
要約するとミャンマー東部での国際詐欺事件において、現地を実効支配する少数民族武装勢力「民主カレン慈善軍(DKBA)」が、中国系犯罪組織による外国人の虐待に関与している疑いが浮上している。
この情報は、タイ紙「タイ・ラット」の報道を基にしている。
DKBAは詐欺拠点の摘発に協力的な姿勢を示しているが、実情は犯罪組織と協力関係にあると見られている。
報道によると、バングラデシュ人の男性(24)は、ミャンマー東部ミャワディ周辺に存在する中国系犯罪組織の詐欺拠点「泰昌園区1」で4カ月間働かされ、そこで虐待を受けたと証言している。
彼は、オンライン詐欺の被害者に対して金を振り込まないよう警告するメッセージを送ったことが原因で、手錠をかけられ暗い部屋に連行されたという。
DKBAの兵士からは、電気ショックを伴う虐待を受け、医者を呼ばれながら3日間虐待が続いたと語っている。
彼は「お金が入ってこなければ罰を受け、毎日4時間しか寝られなかった」と述べ、DKBAと中国人ボスの関係を「最悪」と表現した。
また、DKBAはこれまでに約260人の拘束されていた外国人をタイ当局に引き渡している。
ミャンマーの治安状況と国際的な犯罪組織の結びつきが、さらなる問題を引き起こす可能性が懸念されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/26572effcdc95ab9f6517b3f3d5bf8ec4b3d32e1