台湾発の人気フレグランス「ピーセブン」は、創業者ユーチンが独自の茶香水を作り上げ、口コミで日本でも人気を博しています。彼の挑戦と成功の物語を紹介します。
要約すると台湾発フレグランスブランド「ピーセブン(P.SEVEN)」は、創業者で調香師のパン・ユーチン(Pan Yu-Ching)が2012年に設立した。
お茶をテーマにした“茶香水”の先駆者として、台湾の文化を香りで表現することを目指している。
最近、都内で新作フレグランス“府城香”の発表会を行い、注目を集めた。
日本では、台湾を訪れた日本人の口コミによって徐々に人気が広まり、2019年には「誠品生活日本橋」に出店。
2023年秋には伊勢丹新宿本店の「サロン ド パルファン」に出展し、行列ができるほどの人気を誇るようになった。
ユーチン創業者は「日本は第二の故郷」と語り、北海道の工場で製品を生産している。
創業のきっかけは、茶師として働いていた際に青茶の香りを永遠に閉じ込めたいという思いからであった。
調香を学んでいない彼は、試行錯誤を重ねて台湾茶の香水を作り上げた。
欧米ブランドの紅茶香水にはお茶の香りが薄いと感じ、自身の感覚をもとに独自の香りを表現することに挑戦した。
プロの調香師からの批判もあったが、香りが知覚を魂へ伝える手段であると信じ、彼自身の感性を大切にし続けた。
22年には米の香水コンテストで受賞し、自信を深め、さらに大胆な調香へと進化を遂げている。
今後の展望として、彼はより多くの人に台湾の香りを届けることを目指している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/91a0804f4612125055d7ff93af25a452cc5fcd2c