北朝鮮の早期警戒管制機が完成間近で、中国の技術支援の可能性が指摘されています。衛星写真でその存在が確認され、運用が注目されています。
この機体はロシアのイリューシンIl-76をベースにしており、2023年10月から衛星写真でその存在が確認されています。
平壌の順安国際空港に駐機されており、周囲は高いフェンスで囲まれています。
新たに公開された衛星写真には、早期警戒管制機用の回転装置を備えた「レドーム」が鮮明に映し出されており、これまでの報道と相まって、改造が進行中であることが示唆されています。
レドームのデザインには中国の早期警戒管制機に見られる特徴があり、北朝鮮が中国からの技術支援を受けている可能性があると「38 North」は指摘しています。
早期警戒管制機は、地平線を越えて航空機やミサイルを探知し、友軍に情報を提供する役割を担っており、そのため「空の目」とも呼ばれています。
また、ベース機のIl-76は高麗航空に所属しており、金正恩総書記の専用機の支援用機体としても利用されているため、北朝鮮にとっては非常に貴重な資産です。
今後、この機体がどのように運用されるかが注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3357fae58d179c24232eec19901e5822e2fc1b4c
北朝鮮が開発中の早期警戒機「空の目」に関するニュースに対して、コメントでは多くの懸念と疑問が寄せられました。
特に、北朝鮮がこの機体を実際に運用できるのかという点が強調され、燃料の不足や戦闘機の稼働状況についての指摘がありました。
例えば、北朝鮮が保有する戦闘機の数が限られており、稼働できる機体も少ないため、早期警戒機を運用するための体制が整っていないのではないかとの意見がありました。
さらに、音声誘導やレーダーの運用に関する技術的な問題も指摘され、実際の戦闘において役立つのか疑問視されていました。
コメントの中には、早期警戒機の存在が単なる「看板」や自己満足に過ぎないとの見方もあり、国民の生活状況と対比して批判的な意見が多く見受けられました。
全体として、北朝鮮の軍事力に対する懸念や、開発した機体が実際に役立つのかという疑問が主なテーマとなっていました。
ネットコメントを一部抜粋
多分中身は中国の早期警戒機と同じものを組み込んでいるのだろうね。
早期警戒機なんて作ったところで、北の保有してるまともな戦闘機なんてミグ29を30基程度でしょう。
24時間飛ばしておかなくてはならないのに燃料はあるのかな?
北も凄いね。
国民にまともな食料も食べさせてないけど大したもんだ。
仮に米韓の軍用機が侵攻し、それを探知出来たとしても、迎撃に上がる戦闘機が無いのでは、意味が無い。