石破首相が高額療養費の引き上げを見送り、秋までに再検討する方針を示した。野党からは判断の遅れを批判され、患者団体は議論への参加を求めている。
これは、がんや難病の患者団体との面会を受けての決定で、患者への不安を考慮したものとされています。
これまでの政府の方針では、2026年8月以降の引き上げは再検討されるものの、2025年の引き上げは実施される予定でした。
しかし、石破首相は「検討プロセスに丁寧さを欠いたとの指摘を重く受け止め、秋までに改めて方針を検討し決定する」と述べました。
この発表を受け、野党からは「判断が遅い」との批判が相次ぎました。
立憲民主党の野田代表は、遅すぎる判断を「優柔不断」と指摘し、国民民主党の玉木代表も予算案審議の段階での対応を求めました。
一方、患者団体は、今後の議論に参加させてもらいたいと訴え、石破首相の決定を受けて「患者団体の参画も認めてほしい」と強調しました。
また、秋までの検討期間が十分かどうかについても懸念を示し、さらなる説明を求めています。
このように、高額療養費制度を巡る議論は、今後の政策決定に向けて注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/71d4c8b206746e9d499562f31ee9bf203abd857f
石破首相が高額療養費制度の引き上げを見送る決定をしたことに対し、ネット上では多くの意見が寄せられました。
特に、高所得者層に対して不公平な負担を強いることに対する批判が目立ちました。
これに対し、生活保護受給者の医療費国負担についても意見が分かれ、適正な負担を求める声が上がりました。
また、外国人の医療保険利用に対する懸念も多く、「日本人が優先されるべき」という意見が存在しました。
さらに、政府の政策決定が遅いことや、選挙を意識した一時的な措置であるとの疑念も多く、国民の声をもっと反映させるべきという意見がありました。
中には、石破首相の判断を評価する意見もあり、過去の総理大臣とは異なり国民の意見を考慮した決断であるとする声もありました。
全体的に、国民の負担増に対する懸念や政府への不信感が強く表れたコメントが多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
高額療養費制度を改革してはいけない。
生活保護の医療費国負担は2兆円弱と聞いたことがある。
石破本人は実行力と決断力は無いので、官僚の言い成りで政策を決めるだけの総理大臣。
医療費用を少しでも抑えたいなら、必要な医療を削る前に、不正を精査して止めるのが先だと思います。
普段から高額な健康保険料を毎月支払っている「累進課税世帯」の引き上げが一番大きいのは、あまりにも理不尽です。