「ケルン」の3代目社長が「ツナグパン」で廃棄率を大幅に減少。地域貢献と経済循環型サービスが話題に。
壷井さんは、売れ残ったパンを有効活用する「ツナグパン」というサービスを立ち上げ、地域に根ざした経済循環型の取り組みを進めています。
このサービスは、独自の木製コイン「エシカルコイン」を用いて、福祉支援と結びつけることで、パンの廃棄率を11%からわずか2%にまで減少させることに成功しました。
また、コインの循環率も75%を超え、地域住民からの支持を得ています。
壷井さんは、幼少期に父親が余ったパンを児童福祉施設に届ける姿を見て育ち、助け合いの精神を学びました。
さらに、阪神・淡路大震災での経験が彼の価値観に影響を与え、「助け合うことは当たり前」という考え方を育むことになりました。
高校2年生の時、父から「お前が継がないなら会社を閉める」と迫られた壷井さんは、幼い頃のケルンに対する誇りを思い出し、経営を引き継ぐ決断をしました。
現在、ケルンは神戸市内に8店舗を展開し、204人のスタッフが働いており、特に人気の「チョコッペ」は1日1300~1600本売れるほど地域に愛されています。
壷井さんの取り組みは、ただのベーカリー経営にとどまらず、地域貢献と持続可能な経済活動のモデルケースとして注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/11782d975d27ae58ca79aa00fab3e8277229d49b
ケルンでの「ツナグパン」活動に関するコメントは、地域貢献や廃棄食品の問題に対する関心が高まっていることを示していました。
多くの人々がケルンの取り組みに感銘を受け、自分たちの地域でも同様の活動が行えるのではないかと期待を寄せていました。
また、パンやケーキの廃棄に対する痛みを感じている人が多く、廃棄物を減らすための新たなアイデアや取り組みが求められていることが伝わってきました。
さらに、ケルンへ訪れる機会があればぜひ立ち寄りたいという声も多く、地域の魅力を再認識するきっかけとなっているようです。
全体として、ケルンの「ツナグパン」活動が地域の人々にポジティブな影響を与えていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
益々、ケルンさんが好きになりました。
思っていても、行動する事、実行することはなかなかできそうで出来ないものです。
訪問の機会が少ないのですが、近くに行った時は立ち寄りたい場所です。
私は何年経っても慣れません。
そーいったパンをまとめて安く売れたらいいですよね。