阪神電鉄が2027年春に新型3000系を導入し、初の座席指定サービスを開始。デザイン統一と快適性向上を目指す。
この新型車両は、顧客志向を徹底的に反映させたデザインが特徴で、外観は急行用の「赤胴車」の伝統を受け継ぎつつ、「Re Vermilion(リ・バーミリオン)」という新しいカラーを採用します。
これにより、急行用車両のカラーイメージを統一し、阪神電車のブランドを強化する狙いがあります。
座席指定サービスは阪神電鉄にとって初の試みであり、3000系では6両編成のうち1両に導入される予定です。
サービスの具体的な内容や料金については、今後の発表を待つ必要があります。
また、快適性と省エネ性を向上させるために、電気式戸閉装置やインバータ式空調装置を同社で初めて採用することも明らかにされています。
これにより、利用者にとってより快適な移動手段を提供することを目指しています。
阪神電鉄は、これまでの急行用車両に関してもデザインの変更を進め、全体的なブランドイメージの向上に努めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/812ae08bc942e93be49c4b7625b59578d369a1ed
阪神電鉄が新型3000系で初めて座席指定サービスを導入したことに対して、ネット上では多様なコメントが寄せられました。
まず、利用者からは運行区間に関する期待が高まりました。
特に、阪神神戸三宮〜近鉄奈良間や、大阪梅田〜山陽姫路間の運行が可能性として挙げられ、今後の続報を待ち望む声がありました。
また、近鉄特急との競争についても言及され、料金設定次第で競争力が変わるとの意見がありました。
さらに、座席指定サービスの導入が、混雑を回避できる点で嬉しいとするコメントも多く見受けられました。
特に、通勤・通学時の混雑緩和が期待され、需要があるとの見解が示されました。
しかし、一方で短距離路線での座席指定の必要性について疑問を持つ意見もあり、特に急行の運行区間が短い場合、利用者が少なくなるのではないかとの懸念もありました。
また、阪神電鉄の座席指定サービスが、京阪や阪急の成功を受けた決断であるとの指摘もあり、他社の成功事例を参考にした可能性が示唆されました。
さらに、座席指定料金が高すぎると利用者が減少するとの意見もあり、料金設定が重要な要素であることが強調されました。
総じて、阪神電鉄の新しい試みについて期待が寄せられる一方で、運行方法や料金、混雑状況などに関する懸念も多く、利用者の反応が分かれたことが特徴的でした。
ネットコメントを一部抜粋
急行用新車3000系は、近鉄との乗り入れに対応するかが気になります。
驚きました。
22年に試行された有料列車から音沙汰が無かったので、断念かと思いました。
混雑を回避できる座席指定サービスは嬉しいですね。
導入後のメイン運用はなんば線だろうと思います。
人口減少時代に座席指定サービスは良い事だと思います。