連合奈良が春闘前に決起集会を開催し、中小企業の賃上げの重要性を訴えました。賃上げ率の格差を解消し、安定した経済を目指す取り組みが強調されました。
この集会には約150人の組合員が参加し、「賃上げが当たり前の社会をつくろう」とのスローガンのもと、ガンバロー三唱で団結を示しました。
昨年の春闘では、全国平均の賃上げ率が33年ぶりの高水準である5.1%に達しましたが、中小企業の組合員に限ると賃上げ率は4.45%にとどまり、大手企業との賃金格差が広がっていることが指摘されています。
水野仁会長は、集会で「物価、経済、賃金が安定して上昇する社会の実現は、春闘における中小企業の賃上げにかかっている」と強調し、賃金引き上げの重要性を訴えました。
この決起集会は、労働者の権利を守り、より良い労働環境を求めるための重要な一歩と位置付けられています。
連合奈良は、今後も賃上げを実現するための活動を続けていく意向を示しており、地域の経済を支える中小企業への支援が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f1f36c5f0cdaaf17bca98331d0ac3b6baa93491
「賃上げを実現するための連合奈良の決起集会」に寄せられたコメントでは、賃上げの必要性とその実現に向けたさまざまな課題について多くの意見が交わされていました。
参加者は、賃上げが当たり前の社会を目指すべきであるとしつつも、実質賃上げがなかなか実現しない現状に対して懸念を示していました。
特に、インフレ率を無視した賃上げの報告や、企業側の提示額が実質賃上げを狙っていないことへの指摘がありました。
多くのコメントでは、賃上げと物価上昇の関係についても言及され、物価の上昇が賃上げに影響を与えることを忘れてはいけないと強調されていました。
さらに、労働組合の役割についても意見があり、企業が労働者を安く雇用しようとする中で、労働組合の存在が重要であると認識されていました。
参加者の中には、賃上げに対する期待と同時に、企業の経営戦略や労使交渉のあり方についても疑問を持つ声がありました。
最後に、最低賃金の引き上げや財務省の解体を求める意見もあり、賃上げを実現するためには多角的なアプローチが必要であると感じられたようです。
ネットコメントを一部抜粋
賃上げが当たり前ではなく、実質賃上げが当たり前の社会をつくるとなぜ言えないのか。
賃上げするなら、物価は上がりますよ。
それは忘れてはなりません。
企業側が強くなりすぎないように存在するのが労働組合なわけですが、その労働組合を悪かのように扱ってきた自称保守のみなさんのおかげで日系企業では新卒以外の賃上げは難しいですねぇ。
米価格が年100%上がる異常物価高がない社会をつくろう、の集会にした方がよほどいい。
最低賃金2000円以上にすりゃいいだけのはなし。