ロシアがクルスク州で12集落を奪還したと主張し、モスクワ近郊のドローン攻撃で2人が死亡したと報告。ウクライナの報復の可能性も。
要約するとロシア国防省は11日、ウクライナ軍による越境攻撃が続く西部クルスク州で、12の集落と約100平方キロメートルの領土を奪還したと発表しました。
この発表は、最近の戦況においてロシア軍がウクライナ軍の防衛線を突破し、ウクライナ軍が駐屯する小都市スジャに迫っているとの報道を受けたものです。
さらに、ロシア国防省は同日、モスクワ近郊やクルスク州、ベルゴロド州の上空でウクライナ軍のドローン337機を無力化または撃墜したと主張しています。
タス通信によると、この攻撃の結果としてモスクワ近郊で民間人2人が死亡し、18人が負傷したとされています。
ウクライナでは、過去1週間にわたってロシア軍による大規模なミサイル攻撃やドローン攻撃、砲撃により、少なくとも十数人の民間人が死亡しています。
今回のドローン攻撃は、ウクライナ側の報復である可能性が考えられています。
また、ウクライナ軍は、トランプ政権下での軍事情報の共有停止後も、ロシア国内への長距離攻撃能力があることを示そうとしている可能性も指摘されています。
これらの動きは、ロシアとウクライナ間の緊張が続く中で、双方の軍事的な意図や戦略が交錯していることを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d4d879fda802905d9ddd5fa3e8fdbd3dd50255dc