東北新幹線の連結運転再開と安全対策について

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JR東日本は、3月14日から東北新幹線の連結運転を再開すると発表。6日のトラブルを受け、機械的に連結器を固定する対策を講じています。

要約するとJR東日本は、2023年3月11日に東北新幹線の併結運転を3月14日から順次再開することを発表しました。

この決定は、3月6日に発生した「はやぶさ21号」と「こまち21号」の連結部が外れるトラブルを受けたもので、原因究明を進めながらも運行を再開するための暫定的な対策が講じられています。

トラブルは、上野~大宮間を走行中に発生し、自動的にブレーキが作動して停車する事態が発生しました。

その後、乗客は後続の列車に乗り換え、午後2時34分には全線で運転が再開されました。

事故が発生した際、E6系こまち号の車両点検で連結器の分割動作が繰り返されていることが確認され、電気的な異常が原因の可能性が指摘されています。

JR東日本は運輸安全委員会と協力し、連結器の制御システムや車両の電気系統を重点的に調査しており、原因の特定に努めています。

原因が判明するまでの間、併結運転中に電気的な異常が発生しても連結器が分割しないように、機械的に固定する器具を福島駅と盛岡駅での併結作業時に取り付けることが決定されました。

この対策は、3月12日に行われる走行試験で問題がないことを確認した上で、14日より併結運転を再開する予定です。

対象となるのはE2、E3、E5、E6、E8系の全95編成で、JR北海道のH5系についても同様の対策が実施される予定です。

また、3月15日からは通常のダイヤでの運転が行われ、山形新幹線「つばさ」と秋田新幹線「こまち」の指定券も再発売される見込みです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8bdcf739fd02f069e4824b82aa91003f0774599d

ネットのコメント

東北新幹線の連結運転再開に関するコメントでは、多くの利用者が安全性に対する懸念を表明していました。

特に、連結分離の原因がまだ解明されていない中での再開は、経営的な理由からの焦りが見えるとの意見が多かったです。

JR東日本が「安全を経営のトッププライオリティ」としているにもかかわらず、根本的な原因が特定されないまま運行を再開することは、利益優先の姿勢が見え隠れするとの指摘がありました。

実際、過去の事故からの教訓が生かされていないのではないかという懸念も寄せられました。

また、連結器の固定方法に関しても、物理的な対策が施されたとしても、それが本当に安全に寄与するのか疑問視する声が上がっていました。

特に、高速運転中のリスクを考慮した場合、場当たり的な対応が事故を引き起こす可能性があるとの意見が多く、慎重な対応を求める声が強かったです。

全体として、利用者は安全性を重視し、しっかりとした原因究明と対策を期待していることが伝わってきました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 安全を経営のトッププライオリティと言っているJR東日本が、連結分離の原因究明がままならない中で連結運転再開するのですね・・・
  • 今回、物理的な措置で分離されないようにしたことで目の前の安全は担保されましたが、安全を売り物にしているJR東日本として原因究明されない中での再開は利益優先安全軽視経営の始まりではないでしょうか。

  • このニュースの記事は各社から出ているが、JR東の説明を正確に文章にできてない記事が散見される。

  • 今回の分離非常停止事故の原因が究明されて根本的な対策が完了するまで秋田・山形両新幹線と東北新幹線との併結運転は再開されるべきではないと私は考えています。

  • ダイヤ改正に合わせた「その場しのぎ」であり、真剣に安全のことを考えてるとは思わない。

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